Voi Cine Walk(R)とは、NEC独自技術である『音響定位』と『映像AR』技術を駆使し、日常のリアルな空間を全く新しいエンタテーメントにする技術SSMR(Space Sound Mixed Reality)を使用した新サービス。
まったく新しい今回のサービスVoi Cine Walk(R)について、SSMRビジネス推進コンソーシアム事務局長の兎洞宏信氏は「“いつもの街をテーマパークに”をコンセプトに、世界中のあらゆる地域をエンターテインメント空間にすることを目指す。映画館が街中に出現したような五感への刺激と、ウォーキングを通して生き生きとした生活を送ってもらいたい。今後3年間で1,000か所のVoi Cine TheaterTM(Voi Cine Walk(R)を楽しむ場所)の展開を目指す」とアピール。
Voi Cine Walk(R)「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」の導入予定企業として、スマイルホテルの株式会社ホスピタリティオペレーションズ代表取締役・田中章生氏、養老乃瀧株式会社取締役・谷酒匡俊氏も登壇。田中氏は「ホテルへの宿泊に、Voi Cine Walk(R)の体験要素を加えることでお客様に対して充実した滞在を実現できる」と確信。谷酒氏も「我々外食業界としては、地域社会とのつながりという点で新たなチャンネルを得ることができる。街を歩いて気持ち良い汗をかいていだき、居酒屋で美味しい飲み物を飲んでいただきたい」と期待していた。
Voi Cine Walk(R)「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」でよろずや探偵事務所所長・円城寺京子役の藤原は「参加者がボスとなり、我々とのチーム感を体感しながら謎解きできるのが魅力的。音の臨場感も凄い」と新技術の底力を代弁。よろずや探偵事務所の職員で、体験者をサポートする助手・美咲役の石川は「次々と怪しい容疑者が出てきて、しかもどんでん返しもある。最後まで犯人がわからず、挑戦しがいのあるストーリーになっています」とミステリーに太鼓判を押した。
実は藤原と長塚は、1998年放送の連続ドラマ「ニュースの女」(フジテレビ)以来23年ぶりの共演。藤原は「長塚さんとの共演は心地良いというか。匠の演技を目の当りにしながら23年ぶりにご一緒させていただき、贅沢な時間でした。お変わりなくご一緒させていただき、痺れました」と再会を喜んでいた。Voi Cine Walk(R)については「臨場感ある音が聞こえるので、没入感がある。ホラー作品を体験しましたが、あまりにもリアルで怖くて真夏なのに冷や汗が出ました」と新技術に驚愕していた。高岡も「音のリアルさ、そしてイヤフォンをしながら聴くので、想像力も膨らむ。感覚も研ぎ澄まされ、物語の出来事をリアルに体感できるのが面白い。何事も初めてのことを体験するのは楽しい」とアピールしていた。
最後に主演の藤原は「コロナ禍によってできなくなったことは多いですが、日本の素晴らしい技術によってできることも増えて、エンターテインメントのありようも変わっていく。Voi Cine Walk(R)は新しく素晴らしい試み。地域の活性化にもつながると思います。私も色々な場所に行って新しいコンテンツを体験してみたいです」とVoi Cine Walk(R)の広がりに期待を込めていた。
Voi cine Walk(R)「よろずや探偵BOSS K夫人の謎」ストーリー よろずや探偵事務所・所長 円城寺京子(藤原紀香)の元に、街の有力者である大山公彦の殺人事件の犯人捜しの依頼がはいる。大山商事の社長である大山公彦の殺害にショックを受ける妻・大山薫(高岡早紀)、通称K夫人の依頼である。20年前、歌手として活躍し人気絶頂の時に結婚、そして引退したK夫人は街の有名人であり、町内に未だにファンがいるほどである。大山商事を中心とした大山一族は街の経済を取り仕切っており、その当主である公彦の死に、社長の実弟でもある俊郎(升毅)や、自宅の清掃を任されている清掃会社社長・今村(木村昴)、酒屋の主人・溝口(伊東孝明)、スナックのママ・友里恵(凰稀かなめ)、商店街会長・湯島(勝俣州和)など関係者は動揺の色を隠せない。 体験者は、助手である美咲(石川由依)とともに、探偵事務所の情報屋である杉本(長塚京三)の協力や、ストーリーが進むにつれて出て来るヒントを元に推理して、犯人を見つけだす。