スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、7月17日に横須賀美術館(神奈川県横須賀市)に導入されましたことをお知らせいたします。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000241064&id=bodyimage1

■導入のきっかけ
これまで横須賀美術館では、所蔵作品の解説について、従来はパネルや、無償で配布する作品カードなどにより来館者に提供してきました。しかしながら、パネルが多すぎると鑑賞自体の妨げになりかねないこと、印刷物の作品カードはコストがかかり、内容の修正もしにくいことなどの問題点がありました。また、近年の外国人観光客の増加により、解説の多言語化も課題となっていたそうです。今回、館内にフリーWi-Fiを導入したことをきっかけに、これを有効活用してもらうための美術館側からの仕掛けとして、「ポケット学芸員」による作品解説の提供を開始することとなりました。

■ポケット学芸員選定理由
貸出用の機器購入等の初期費用がまったくかからないこと、また、すでに所蔵品管理システムとして「I.B.MUSEUM」を導入していて、運営のための費用もかからないことなどから、ポケット学芸員が採用されました。また、機器等を共有せず、利用者の手持ちのスマートフォンを使用することは、感染症対策の面でもメリットが大きかったとのことです。

■配信コンテンツの特徴
基本的には、所蔵作品の基本情報、画像、解説、作者の略歴を掲載し、英文版を設けています。現在は30点程度ですが、今後、収録作品数を増やしていく予定とのことです。

■横須賀美術館について
横須賀市制100周年を記念し、2007年に開館しました。建物は、神奈川県立観音崎公園の豊かな緑が三方を囲み、目の前には東京湾が広がる恵まれた環境の中にあります。館内でも常に周囲の自然が感じられるよう、天井や側面に大小の丸穴が開けられ、開放的な空間となっています。地階の所蔵品展示室とギャラリーでは、年4回の展示替えを行い、朝井閑右衛門室をはじめとし、横須賀美術館の所蔵作品を、さまざまな角度から親しみやすくご紹介しています。谷内六郎館では、代表作《週刊新潮表紙絵》1300余点を中心に、横須賀・鴨居にアトリエを構えた谷内六郎のさまざまな世界をご紹介しています。

■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。

アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts

<2021年7月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
北海道博物館/北海道開拓の村/札幌芸術の森美術館/札幌芸術の森野外美術館/サッポロピリカコタン/だて歴史文化ミュージアム/史跡北黄金貝塚公園/八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館/八戸市博物館/史跡根城の広場/岩手県立博物館/諸橋近代美術館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/飯能市立博物館 きっとす/入間市博物館ALIT/旧石川組製紙西洋館/旧黒須銀行/埼玉県立近代美術館/造幣さいたま博物館/浦安市郷土博物館/千代田区立日比谷図書館文化館/世田谷区立郷土資料館/新宿区立漱石山房記念館/くにたち郷土文化館/慶應義塾大学/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/桑都日本遺産センター八王子博物館/八王子市絹の道資料館/北区飛鳥山博物館/紙の博物館/世田谷区立岡本公園民家園/世田谷区立次大夫堀公園民家園/國學院大學博物館/昭和館/船の科学館/消防博物館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/神奈川県立歴史博物館/横須賀美術館/ニュースパーク(日本新聞博物館)/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/小林古径記念美術館/瞑想の郷/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/敦賀市立博物館/髙橋まゆみ人形館/長野市立博物館/松本市時計博物館/松本市山と自然博物館/日本童画美術館 イルフ童画館/窪田空穂記念館/松本市立博物館/岐阜県博物館/刈谷市歴史博物館/多治見市モザイクタイルミュージアム/中津川市鉱物博物館/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/逸翁美術館/小林一三記念館/大阪市立東洋陶磁美術館/大阪市立科学館/横須賀美術館/造幣博物館/神戸ビーフ館/但馬牛博物館/兵庫県立歴史博物館/姫路市立美術館/奈良文化財研究所 平城宮跡資料館/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立美術館/岡山県立美術館/造幣局広島支局造幣展示室/ふくやま文学館/湯本豪一記念日本妖怪博物館/中原中也記念館/萩博物館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/高松市美術館/高松市公文書館/上島町岩城郷土館/高知県立美術館/高知県立歴史民俗資料館/高知県立坂本龍馬記念館/横山隆一記念まんが館/高知市立自由民権記念館/福岡アジア美術館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/筑前町立大刀洗平和記念館/嘉麻市立織田廣喜美術館/佐賀県立博物館・美術館/佐賀県多久市/長崎歴史文化博物館/熊本県立美術館/熊本博物館/熊本県立装飾古墳館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/鹿児島県歴史・美術センター黎明館/鹿児島県立博物館/かごしま環境未来館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」/

ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。

iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)

【導入館】
横須賀美術館
〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4丁目1番地
Tel:046-845-1211
https://www.yokosuka-moa.jp





配信元企業:早稲田システム開発株式会社
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ
情報提供元: Dream News
記事名:「 ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が横須賀美術館に導入されました