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法人向けオンラインサロン制作・開発業務を専門で承る株式会社ビルドサロン(本社:東京都新宿区、 代表取締役:上村 十勝)は、2021年7月、「生活における目標とオンラインサロンの関係性」について100名アンケートを実施し、その結果と講評を一般公開しました。

オンラインサロンは、オフラインでしかできないと思われていた既存のあらゆるジャンルの活動をオンライン化することに成功し始めています。

著名人、識者のイベント・講演会、セミナーのチケット販売や受講。
英会話教室やマナー講座、エクササイズレッスン。
そして、今やアーティストのコンサート、舞台の鑑賞などまでが、オンラインサロン上で活発に行われるようになってきています。

現状の動きを追っていくと更に、今後この傾向は強まっていき、既存のオフライン活動を行っている人々がかなりの割合で自己所有のオンラインサロンを所有し、高度なセキュリティ環境と自律ルールとに守られながらサロン内活動で場所・時間に縛られることなく経済活動をより一層豊かなものに育ててゆく…そんな未来が見えてきます。

そこで、ビルドサロンはこの度新たな100名アンケートを実施。
人々の生活に密着した目標と、オンラインサロンとの関係性についてデータを公表しました。

■ 100名アンケート「生活における目標とオンラインサロンの関係性」概要

アンケート実施時期:2021年7月上旬
対象:オンラインサロンに興味を持つ18歳以上の男女
有効回答数:100件
調査項目:人々が日常で自然に持っている目的意識と、その目的とオンラインサロンも含めたオフライン・オンライン活動の関係性、問題点に着眼し設問しました。

■ 【質問1】あなたの年代を教えてください

10代 0名
20代 18名
30代 28名
40名 46名
50代・60代・70代 8名

経済活動が活発な層を中心に、幅広い年齢層にデータを取ることができました。

■ 【質問2】性別を教えてください

??男性 53名
女性 47名

ほぼ偏りのない理想的な形でデータ収集ができました。

■ 【質問3】あなたの現在の状況を教えてください

会社員 48名
自営業 26名
主婦・夫 15名
学生 8名
団体職員 2名
無職 1名

様々な社会的属性の方のご意見を伺うことができました。

■ 【質問4】あなたの年収を教えてください

~300万円 41名
301~599万円 38名
600~999万円 7名
無収入 14名

様々な生活実態の方のデータ収集をすることができました。

■ 【質問5】あなたの生活の中での「目標」に最も近いものを選択してください

1: 何かの資格や試験に合格するために期限設定がある勉強・トレーニング等をしている 15名
2: 期限があるわけではないが特定の興味あることについて自分のペースで勉強やトレーニング、レッスンを続けている 34名
3: 特定のことではなく、その都度興味がわいたことについて学んだり、単発や短期間のレッスンを受けたりしている 12名
4: 目標そのものを見つける途中であり、その為に有名人や成功者、知識人のコンテンツを色々見に行ったり、イベントに行っている 7名
5: 今現在の生活を安定させ、健康で不安なく過ごすことそのものが目標だ 30名
6: 不動産購入や事業の起業など、すでに大きな目標を達成したので、今はそれを良好に維持する・運営するための時間だ 0名
7: 生活するうえで特に目標は必要ないと思う・意識していない 2名

100名中、「生活するうえで特に目標は必要ないと感じている・意識していない」という方は予想を大きく上回る少なさで、わずか2名という結果に。
また、すでに目標は達成されているという設問への回答は0名でした。
様々な年齢層・生活実態の中で、ほとんどの方が生活をしていくうえで何らかの目標意識をお持ちだということがわかりました。

■ 【質問6】その目標へと気持ちよく進めて行くために、どういった環境があれば「便利だな」と思うか、最も近いものを選択してください

1:自分の目標に関連する専門家や知識人の最新の知見を定期的に、わかりやすくコラムで読んだりレクチャーを受けられる環境 36名
2:同じ目標を持つ同レベルにある人々と、安全な環境でストレスなく集まって気軽に何でも語り合える環境 39名
3:自分の目標に関連する企業が複数で共同で行っている情報発信の環境 5名
4:自分の目標に関連する公共サービスや自治体情報などを判りやすくまとめてくれたり、自分も気軽にみんなと情報をシェアしたり質問ができる環境 16名
5:特にどれも便利だとは思わない・自由回答(空欄でも選択可) 2名
6:質問に該当しない 2名

自由回答でフリーに設問したにもかかわらず、「目標に関連するサービスは特にどれも便利だと思わない」と回答した人は100名中わずか2名と少なく、ほとんどの人々が目標に関して提供されている様々な形による便利なサービス環境を欲していることがわかります。

■ 【質問7】質問6で回答した環境がどのような形で提供されている場合一番活用したくなるかを選択してください

A:インターネット上ではなく、実際のセミナー会場やショップにリアルに出かけて行って利用するサービス 12名
B:匿名のアカウントを作れば、誰もが利用・参加できるオープンなSNSや誰でも読めるブログ・掲示板など 26名
C:無料で会員登録をし、セキュリティ環境で守られている環境下で匿名で利用するオンラインサロン 44名
D:有料で会費を支払って会員登録をし、セキュリティ環境で守られ匿名で利用するオンラインサロン 12名
E:上記にはない(自由記述でご記載ください) 3名
F:質問に該当しない 3名

アカウントさえ作ればすぐに、誰でも利用できるという手軽さがあるにもかかわらず、昔ながらのオープンSNS/掲示板よりも無料・有料のオンラインサロンの方を選択した人が倍以上に上るという結果に。
最新のユーザー心理はインターネット社会に対して、すぐに・誰でもという気軽さよりも、セキュリティや安心感のほうを求めている事が浮き彫りになっています。

■ 【質問8】オフラインの会場と回答した方へ-その会場は自宅・職場からどれくらいの距離ならベストだと思いますか?

1:自宅・職場から片道30分以内にあってほしい 12名
2:自宅・職場から片道30分以上~1時間までならOK 7名
3:1時間以上かかっても利用する 1名
4:質問に該当しない 80名

オフラインでこんな場所があれば便利だな。そう思ってはいても、やはり自宅から片道1時間以上かけてまでその場所へ行くのは厳しい…というリアルなユーザー心理が明らかとなりました。

■ 【質問9】オンライン環境を選択した方へ-その環境にもし不安があるとすれば、次のどれに当てはまりますか?最も近いものを選択してください

1:自分の目標に興味がなかったり、悪感情を持っている人も投稿内容を閲覧・書き込み出来てしまうい「荒らし」が心配 13名
2:会員制ではないためモチベーションが上がらず、「飽き」が早く来ることが心配 10名
3:誰でも閲覧できるので望まない不特定多数の人に目標に関連する書き込みや質問などを閲覧されてしまう可能性があることが心配 6名
4:それ以外(自由記述) 2名
5:質問に該当しない 69名

意外にも、自由記述である回答欄には31名中2名のみで、それ以外の方は3つ用意したいずれかの「不安」へとほぼ満遍なく回答を頂くという結果に。
もしオンライン環境への不安がそれほど強くなければ、もっと自由記述である回答欄にその旨の回答があると予想されるため、今やオンライン環境は匿名でさえあれば自由にふるまえる場所で、不安とは無縁…という感覚で利用している方はむしろ少数派であることがうかがえる結果となりました。

■ 【質問10】無料で会員登録をするオンラインサロンを選択した方へ-基本は無料ですが、コンテンツによっては有料だった場合、いくらまでならコンテンツに支払ってもよいと思いますか?

1:~999円まで 31名
2:1000円~5000円まで 20名
3:5001円~1万円まで 2名
4:1万円以上でも場合によっては購入する 0名
5:質問に該当しない 47名

無料のオンラインサロンなら利用する、と回答した方でも、「お小遣い程度の金額」であれば、有料コンテンツを購入することにためらいはないという現状がわかる結果となりました。
これは、インターネット環境を通じて有料で手に入るコンテンツの質に対するユーザーからの信頼感も、年々積みあがってきていることを意味するとも言えるでしょう。

■ 【質問11】有料の会員制オンライン環境を選択した方へ-自身の「目標」に便利だと感じる有料会員制webサイト・オンラインサロンは月額いくらまでならベストだと思いますか?

1:~1000円 7名
2:1001円~3000円 8名
3:3001円~5000円 5名
4:5001円以上でも内容によってはOK 1名
5:質問に該当しない 79名

有料オンラインサロンの月額については、非常に興味深い結果が得られました。
最も安い価格設定よりも、1001円~3000円の価格設定の人気が高かったことです。
とにかく安いことが嬉しい、ではなく、「ある程度の金額を出してでも、良質な内容を手に入れて満足した時間を過ごしたい」というユーザーを、有料オンラインサロン業界が取り込みつつあることを示していると考えられます。

■ 調査結果からわかるオンラインサロンと人々の目標との関係性

今回の100名調査により、様々な社会的属性、幅広い年齢層のインターネットユーザーの、生活に密着した目標とオフライン・オンラインコンテンツとの関係性について知ることができました。

まず、驚かされたのは生活の中で「目標は必要ない」と考える人の割合の少なさです。
自由回答にもかかわらず、100名中わずか2名のみという結果は予想外の少なさでした。

やはり、生き生きとした生活には短期、長期を問わず、なにかしらの目標が欲しい、というのが人間の心理だという事なのでしょう。

そして、最新調査の結果として着目すべきは、やはり旧来のオープン環境でのインターネット社会では、いかに匿名といえど、個人的な目標に関係する情報交換や画像などの公開に不安を感じている人が大多数である、という現実です。
オフラインを含めた、目標に関連する便利な環境のどれが望ましいか、という設問においても、オンライン環境における不安に関する設問においても、予想をはるかに上回る数で、インターネット社会は旧来のままでよいと考える人の少なさが浮き彫りになっていました。
ある程度の予想はしていたものの、実際にこれだけの幅広い層に100名アンケートを取った結果の数字は重いものがあります。

人は、社会の中で大小関わらず、何らかの目標をもってこそ、楽しく生き生きと生活ができる。
そして最新のユーザー心理は、インターネットにおいてそんな生活を営むために、今まで以上に安全に、安心して活用できる新たな段階をはっきり意識して求め始めている。

こうした傾向があることが、今回の100名アンケートの数値から読み取れると考えます。

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情報提供元: Dream News
記事名:「 ビルドサロン、2021年7月「生活における目標とオンラインサロンの関係性」について100名アンケートを実施、結果を公開