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多くの外食チェーンでは、夏場のスタミナ食として「うな丼」や「うな重」は提供されてきました。近年は大手外食チェーンでは「うな丼」が定番メニューに入るようになり、より一層気軽に食べられる丼になりました。値段も800円から1000円程と、鰻専門店と比べるとリーズナブルな価格帯で食べられることから、『うなぎ_STYLE』編集部として、一般消費者の皆様に更に「うな丼(うな重)」を気軽に楽しんで食べて頂きたいと考え、外食チェーンの「うな丼」をうなぎのプロによる味と外観の比較チェックを行い、個々の評価員の採点を集計しランキング化、「外食チェーンのうな丼チェック2021」として2021年7月5日[月]にサイトで公表しました。
https://unagi-style.com/2021/07/573/
評価の対象としたのは、日本最大手の外食チェーンとして「うな丼」がメニュー化されている、牛丼チェーンである『すき家』と『吉野家』、 回転寿司チェーンでは『無添くら寿司』、ファミリーレストランからは『ガスト』、定食チェーンでは『やよい軒』の5ブランドで、それぞれ店頭から持ち帰り(テイクアウト)を行い、2021年6月下旬に『うなぎ_STYLE』編集部で評価会を行いました。
うなぎ蒲焼きの流通・販売に長年関わるプロと、鰻料理専門店の料理長を合わせた3名が評価員となり、どのチェーン店のうな丼を食べているかは分からないようにブラインドテストで、味と外観を採点しました。評価会の進行は日本評価学会正会員で食生活ジャーナリストの会会員でもある『うなぎ_STYLE』編集長の中西純一が監査役として運営を行い、厳正で客観的な食べ比べが行われるようにしました。
実食チェックと外観チェックの結果、今年の評価第一位に選ばれたのは牛丼チェーンの『すき家』 の「うな丼」でした。評価会の詳細については『うなぎ_STYLE』のサイトに掲載しています。
鰻と丼の情報発信サイト『うなぎ_STYLE』では、今後も様々な丼物を専門家によるブラインドテストを行うと同時に、食の安全や安心を一般消費者向けに啓蒙する活動や、うなぎの食べ比べ会などの食事会やセミナー・イベント開催を予定しており、食を取り巻く生産・流通・販売に関係する人々と消費者を正しく繋ぐ役割をになっていきたいと考えております。
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