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人生120年時代が到来しても、
もの忘れ対策をしておけば高齢者の未来は明るい
社会の高齢化に伴い、多くの人が気にするのが「脳」の衰えです。たび重なるもの忘れやど忘れに認知症の不安をもち、病院に検査をしに訪れる人も多くいます。
そんなもの忘れを気にする人たちに、「脳は使うほどに活性化し、萎縮などの老化を避けることができる」と教えてくれるのが、著者の郭 水泳氏です。郭 水泳氏は、80歳目前の今も現役の脳外科医として診療を行い、もの忘れの不安もなく過ごしています。
郭氏がもの忘れの不安や恐怖と無縁でいられるのは、自らが開発したもの忘れ対策アプリ「アイデア想起メガネ」があるからです。忘れてしまったように思える記憶の元は、実は脳の中枢に残っており、ちょっとした手がかりを与えれば思い出すことができます。すぐに思い出せれば、日常生活に影響を与えることもありません。
その手がかりを提供してくれるのが「アイデア想起メガネ」であり、まさに「第二の脳」というべきツールです。そして郭氏は、この「アイデア想起メガネ」の活用により、「もの忘れの不安がない世界」の実現を目指しています。
本書では、記憶のメカニズムなどの医学的な話も分かりやすいようにマンガを入れて解説、小説+実用書形式でもの忘れ対策の大切さがやさしく理解できる1冊です。
【書籍情報】
書 名:『アイデア想起メガネ 記憶補助ツールを使って、もの忘れにサヨウナラ』
著 者:郭 水泳(カク スイエイ)
発売日:2021年5月28日
定 価:1,540円(1,400円+税)
体 裁:四六版・並製/204ページ
ISBN :978-4-344-93266-1
【目次】
はじめに
第1章 「自力で思い出さずにネット検索に頼るとボケる」というのはウソ
第2章 人はなぜ年を取るともの忘れが多くなるのか
第3章 潜在記憶のフラッシュバックは脳を活性化する
第4章 もの忘れ対策アプリが第二の脳になる
第5章 もの忘れがなくなれば「健康寿命120歳」も夢ではない
おわりに
【著者プロフィール】
郭 水泳(カク スイエイ)
脳神経外科医。医療法人社団のう救会 脳神経外科東横浜病院理事長。
1942(昭和17)年、広島県生まれ。1966年、広島大学卒業。79歳になった今も現役の脳神経外科医として診療に当たっている。
著書に『救える脳を救いたい~そして救える人生を救いたい~』(みずほ出版新社、2017)、『君はまだ忘却の女神と仲良くしているのか?』(幻冬舎メディアコンサルティング、2020)がある。
【経歴】
1966(昭和41)年 広島大学卒業。
全国インターン闘争の国家試験ボイコット2年間。
1968(昭和43)年 2年遅れの国家試験受験・受領。東京大学脳神経外科入局。
立体視(3Dステレオグラフィー)研究会を創設し世話人となる。東京大学脳血管研究グループへの参加など活動を広げる。
1972(昭和47)年 米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校に留学して神経放射線科、神経内科、神経眼科を学び、その後スウェーデン・カロリンスカ大学に短期留学し、神経放射線科を学ぶ。
1973(昭和48)年 福島県会津中央病院脳神経外科に勤務。
1976(昭和51)年 会津脳卒中センターを開設。日本で初めて全身用CT・デジタルスキャンを導入。
1977(昭和52)年 リハビリ病棟を開設。
1986(昭和61)年 のう救会 脳神経外科東横浜病院を開設、理事長・院長となる。
脳神経外科の専門病院として地域の救急医療への貢献に努める。
2013(平成25)年 院長職を岩本哲朗・現院長に託し、理事長職に専念。
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