データとそこに至るすべてのパスを保護することをミッションに掲げるサイバーセキュリティのリーダーのImperva, Inc.(本社:アメリカカリフォルニア州、最高経営責任者:Pam Murphy)は本日、高度なAPIセキュリティのリーダーであるCloudVector社の買収契約を締結したことを発表しました。CloudVectorのソリューションは、あらゆる環境において、すべてのAPIトラフィックを監視することでエクスプロイトや不正アクセスを発見し、お客様を保護します。

CloudVectorのAPIセキュリティソリューションは、実際のトラフィックに基づいてすべてのAPIを自動的に発見し、機械学習でデータを分類し、機密情報の漏洩を特定し、ユーザーとデータの異常な活動を検出することで、ImpervaのAPIセキュリティ製品を補完します。CloudVectorのAPI/エンドポイントカタログは、動的に計算され、継続的に監視されるため、お客様はシャドウAPIを把握し、自社を保護することができます。異常な活動などあらゆるセキュリティイベントは、ダッシュボードやレポートで表示されます。

CloudVector独自のマイクロセンサーアーキテクチャは、APIコードの変更を必要とせず、DevOpsのCI/CDパイプラインに容易に組み込みができ、わずか数分間で価値を実現することができます。CloudVectorのソリューションは、従来型のパブリックAPIに加え、よりモダンなマイクロサービスにも可視性とセキュリティをもたらします。

ImpervaのCEOであるPam Murphyは、次のように述べています。「APIセキュリティのパイオニアであるImpervaは、機密情報などの漏洩やサイバー攻撃におけるAPIの悪用リスクからお客様を保護しています。プロダクションAPIの数とトラフィック量はこの1年間で大幅に増加しており、当社のCloud WAFトラフィックの70%以上がAPI関連のトラフィックとなっています。新たな脅威が拡大する中、すべての企業により強力なAPIの可視性と高度な保護機能が求められています。当社とCloudVectorのビジョンは完全に合致しており、彼らがImpervaの一員となることで、当社のAPIセキュリティソリューションを進化できます。さらに、お客様のアプリケーションとデータにおいて、より広範なセキュリティが実現可能になります。」

CloudVectorのCEO兼共同創設者であるLebin Cheng氏は、次のように述べています。「この20年間でImpervaが開発してきた革新的な機能と、市場での差別化を実現しているエッジ、アプリケーション、データの保護機能は素晴らしいと思います。その中でも、データフロー全体を保護するというビジョンには、心から共感しています。拡大するIT環境でAPIのセキュリティリスクが複雑化するなか、我々が力を合わせ、こうした問題に対応し、お客様をサポートできることを嬉しく思っています。」

本取引は、必要な規制当局の承認といった取引完了条件を満たす必要があり、2021年5月中の完了を予定しています。

Impervaについて

Impervaは、データとそこに至るすべてのパスを保護することをミッションに掲げるサイバーセキュリティのリーダーです。Impervaは、6,200社を超えるお客様のアプリケーション、データ、ウェブサイトをサイバー攻撃から保護しています。エッジ、アプリケーション、データセキュリティを組み合わせた統合的なアプローチにより、お客様のデジタル・ジャーニーをあらゆるステージにおいて保護します。また、Imperva Research Labs、および当社のグローバル・インテリジェンス・コミュニティを通して脅威の一歩先を行き、最新のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの専門知識をソリューションにシームレスに統合しています。
Impervaウェブサイト: https://www.imperva.com/jp/



配信元企業:株式会社Imperva Japan
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情報提供元: Dream News
記事名:「 Imperva、CloudVector社を買収 より広範なWebアプリケーション・API保護を実現