SmartCSは2019年4月にネットワークやIT運用の自動化をサポートする機能として、Red Hat Ansible Automation Platformに対応しました。SmartCS用モジュールの提供を開始してから、Red Hat Ansible Automation Platformのバージョン追従や機能追加となるバージョンアップ対応を行ってきましたが、その都度要望のあったお客さまのみに個別でモジュールを送付するという方法をとっていました。
一方、Red Hat Ansible Automation Platformは Version2.9よりAnsible Content Collectionsという形式で多くのベンダー製モジュールをAnsible Galaxyを通じて配布する提供方法が用意され、世界中のユーザーがこれを利用しています。
これによりSmartCSとRed Hat Ansible Automation Platfromの連携における運用自動化のユースケースをAnsibleユーザーにも広く認知してもらうことで、お客さまのさまざまなアイデアや要望を共有したい考えです。
SmartCSは、今後もRed Hat Ansible Automation Platformの最新バージョンに対応するメンテナンスはもとより、ユーザー要望による機能追加や機能拡張を進め、緊急時のオペレーション手段だけではなく運用自動化を推進できる製品として、より一層の強化を図ることによりお客さまのネットワーク運用を強力に支援していきます。
なお、SmartCSは2021年4月14日(水)~16日(金)に千葉・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2021」の会期中、イベント会場においてネットワークを構築し、出展ブース、来場者、カンファレンス会場などにインターネットへの接続性を提供するプロジェクトである「ShowNet」にてネットワークの運用メンバーが会場内外の機器をオペレーションするための装置として使用・展示される予定です。