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その結果、2020年11月以降のホットドリンクの飲用経験率は前年より落ち込む結果となった。これは、「節約するようになったから」「外出する機会が減ったから」といった理由による飲用機会・購入機会の減少や「カロリーが高そう」「甘すぎる」「体に良くなさそう」といった“健康面”に関する不満などが起因している。
その一方、「週に1回以上」飲用しているヘビーユーザーの割合は前年より増加。また、「香り高くほっとできるから」「前よりもおいしくなったから」「コールド・常温製品で飲んだことがあり、おいしかったから」といった理由での飲用機会も増えている。
当レポートではRTDのホットドリンクの飲用実態や購入実態、評価、今後の飲用意向を分析しているほか、これまで実施してきた結果との時系列の傾向もレポートしている。
概要
◆今回、10~60代の男女624人を対象に、ペットボトルや缶入りのホットドリンクに関するアンケート調査を実施した。
なお、当調査は2009年より毎年行っており、今回で13回目の実施となる。
◆その結果、この冬(2020年11月以降)のホットドリンクの飲用経験率は前年より落ち込んでおり、13年間の時系列でみると減少傾向にあった飲用経験率は今回特に下げ幅が大きくなっている。これは、「節約するようになったから」「外出する機会が減ったから」といった理由でホットドリンクの飲用機会や購入機会が減っているケースが今回急増していることが挙げられる。
加えて、ホットドリンクの「カロリーが高そう」「甘すぎる」「体に良くなさそう」といった“健康面”に関する不満も大きくなっていることも要因となっている。
◆つまり、新型コロナウイルス感染拡大による消費意識・行動の変化といわれる“外出自粛”や“節約志向の高まり”、“健康志向の高まり”がRTDのホットドリンクの消費に大きな影響を与えていることがわかった。
◆そんな中でも、吉報として「週に1回以上」飲用しているヘビーユーザーの割合が前年より増えていることがわかった。
また、「香り高くほっとできるから」「前よりもおいしくなったから」「コールド・常温製品で飲んだことがあり、おいしかったから」といった理由で飲用機会が増えているケースが前年より増えている。
さらに、1年前と比べて、「食事と一緒に」飲用するケースや「ほっとする」という情緒的な満足度が急増している。
◆すなわち、コロナ禍で食事と一緒に飲むニーズや情緒的な評価が高まっていることから、これらに対する何らかのアプローチが今後の需要拡大のためには重要になると考えられる。
◆この他、当レポートではRTDのホットドリンクの飲用実態や購入実態、評価、今後の飲用意向を分析しているほか、これまで実施してきた結果との時系列の傾向もレポートしているため、2021年秋以降のホット商材の商品開発やマーケティングの一助となるデータとして提案する。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000233101&id=bodyimage1】
TPC消費者調査レポート
「ホットドリンクの飲用実態と今後のニーズ(第13弾)」
―コロナ禍で飲用経験率が大きく下がったものの、ヘビーユーザーは増加!―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr120200441
体裁:CD-ROM[レポート編・データ編]
※【CD-ROM収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)
発刊日:2021年3月12日
頒価:429,000円(税抜:390,000円)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
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