株式会社ユニキャスト(代表取締役 三ツ堀裕太、本社所在地:茨城県日立市)は、株式会社 安藤・間(代表取締役社長:福富正人、以下「安藤ハザマ」)の協力のもと、自動運転型消毒ロボットの実証実験を実施し、新型コロナウィルス対策における自動消毒の方法として一定の効果を確認しました。この結果を受け、広く感染症対策が望まれる企業向けに同機器を用いた自社ソリューションの提供を2021年2月22日より開始します。


ソリューション提供の背景

新型コロナウイルスの影響により、店頭やオフィス内での消毒作業の実施が重要視されており、多くの方々が消毒への関心を持っています。
しかしながら、消毒方法として一般的に実施されているアルコールの噴霧などは、それを行う人達への業務負担の増加が懸念されています。


自動運転型消毒ロボットの概要

自動運転型消毒ロボットは、ロボットに搭載しているLiDARセンサーにより、SLAM式(自己位置推定、環境マップ作成)の自律走行を可能にしているロボットであり、自律走行をしながら決められたポイント、ルートの消毒を行います。
ロボットによる消毒は、UVC紫外線ランプによる殺菌と、消毒液(過酸化水素、次亜塩素酸など)を噴霧する消毒の二つを組み合わせており、高い効果を発揮します。
また消毒の機能としては、消毒液だけの噴霧を行うモード、紫外線ランプだけの消毒を行うモード、両方を用いて消毒を行うモードの3つが用意されており、ロボットを使用する周囲の環境に合わせた消毒の実施を可能にしています。

ロボティクスの力によって消毒にかかる業務負担を軽減するとともに、自動運転により常に均一な消毒効果を得られるようにするため、この度のサービス展開を決定いたしました。


実証実験について

安藤ハザマ協力のもと、自動運転型消毒ロボットの実証実験を行っています。
実証実験では実際に自動消毒型ロボットを動作させ、消毒の自動化を検証しました。結果、ウイルスを不活性化するために必要な消毒が実現可能であることを確認しました。

今後は機能に対するニーズを洗い出すことを目的とし、様々な条件下での検証を継続していきます。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000231290&id=bodyimage1


展示会への出展

自動運転型消毒ロボットソリューションを展開するにあたり、株式会社ケイ・エス・エムと共同で、2021年2月24日~2021年2月26日に開催される「第7回医療と介護の総合展 (メディカルジャパン)」にオンライン出展いたします。
オンラインでの展示ではありますが、自動運転型消毒ロボットが自律走行をしている様子、消毒作業を実施しているところを展示会ではお見せする予定となっています。


ユニキャストのロボティクス事業

「人とロボットが共創する未来をつくる」を事業ミッションとし、コミュニケーションロボットの業務活用を通して、人々がより生産性を発揮できる社会の実現を目指しています。

ロボティクス事業について:https://www.unicast.ne.jp/services/robotics/


本件に関するお問い合わせ

株式会社ユニキャスト(Unicast Inc.)
茨城県日立市大みか町3丁目1-12

TEL:0294-87-6491(受付時間:平日10:00-17:00)
FAX:0294-87-6492
お問い合わせフォーム:https://www.unicast.ne.jp/contact/





配信元企業:株式会社ユニキャスト
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情報提供元: Dream News
記事名:「 自動運転型消毒ロボットによる新時代の消毒メソッドの検証成功-メディカルジャパンにオンライン出展-