3.将来展望 今後、自治体業務のデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現、人手不足、働き方改革の機運の高まりなどを背景に、引き続き印刷業務を中心としたBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスの利用は進展するものとみる。また、AI(人工知能)やRPA(Robotic Process Automation)などの新たなITソリューションの利活用などに向けた投資が進むことが期待されるが、市場規模を押し上げるにはまだ時間がかかるものと考える。そのため、2021年度の市場規模は6,518億円(前年度比101.2%)を予測し、以降、2024年度まで市場規模は横ばいで推移するとみる。