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美容室の口コミサイト「ヘアログ」( https://hairlog.jp/ )を運営する株式会社ノーマリズム(東京都目黒区)は、全国の20代~50代男女を対象に、緊急事態宣言解除後の美容室利用における消費者意識調査を実施いたしました。これからのウィズコロナにおいて、これまでのビフォーコロナと同じように人々は美容室を利用するのか。アンケート結果をもとに、緊急事態宣言解除後の美容室利用に関する消費者意識を分析しましたのでご報告いたします。
■調査概要
調査対象: 全国の20代~50代男女。
回答数: 100名
調査期間: 2020年6月15日~ 2020年6月16日
調査方法: インターネット調査
調査結果URL: https://hairlog.jp/special/article/9664
※ビフォーコロナ、ウィズコロナ、アフターコロナの期間を以下のように定めます。
・ビフォーコロナ: 新型コロナウイルス感染拡大以前
・ウィズコロナ: 新型コロナウイルス感染拡大~新型コロナウイルス収束
・アフターコロナ: 新型コロナウイルス収束以降
■消費者の57%が美容室の利用を控えようと思っている
「緊急事態宣言が解除となりましたが、これまで通り美容室を利用しますか?それとも頻度や金額を控えようと思っていますか?」の質問では、「これまで通り利用する」が43%、「控えようと思っている」が57%という結果となりました。
回答者のコメントでは、以下のような理由が挙げられました。
《これまで通り利用する》
・私が通っている美容院では感染防止対策としてお客さんの来店時には手指消毒の徹底やマスク着用を義務付けているので今まで通りの頻度で来店しようと思っています。(20代/男性/東京都/派遣社員、契約社員)
・できるだけ外出の機会を減らそうと、自粛期間中は美容室の来店を避けていた。しかし避けすぎると結局混雑するのと、美容室も収入に困るので、なるべく予防をしつつ、行こうと思っている。(30代/女性/神奈川県/専業主婦)
・のびてくる白髪を染めない訳にいかないので、3週間に1回リタッチに通っています。美容院では少人数・換気・マスク着用を徹底してくれているので安心できます。(40代/女性/愛知県/正社員)
・白髪が気になるので、毎月一回はお世話になっています。ほとんどコロナ影響がなかったので、美容院には変わらずに行っています。(50代/女性/宮崎県/専業主婦)
《控えようと思っている》
・なるべく不要不急の外出は控えようと思っているから。また、テレワークに伴い営業も減ったので、あまりガッツリと身なりを整える必要がなくなったから。(20代/男性/東京都/正社員)
・自分で切ろうと思えばある程度綺麗に切れることが分かったので、美容院にお金をかけているのが勿体ないと分かったため。(30代/女性/東京都/パート、アルバイト)
・感染が怖いのでなるべく外出したくない。また、外出する機会もめっきり減って、食料品を買いに最寄のスーパーに行ったり、ゴミ出しくらいでしか外に出ないので、おしゃれに対する意欲が減った。(40代/女性/京都府/専業主婦)
・緊急事態宣言のために趣味やお付き合いの活動が制限されて、出掛ける機会が大幅に減ってしまったために白髪染めを自分で行うようにしました。(50代/女性/新潟県/専業主婦)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217800&id=bodyimage1】
■利用頻度について、一人あたり年間6.1回から年間4.1回に減少
「美容室へ行く頻度はどのように変化すると思いますか?」の質問では、一人あたりの年間利用回数は、年間6.1回から年間4.1回に減少する(控える)という結果となりました。
一人あたりの年間利用回数
ビフォーコロナ: 年間 6.1回/一人
ウィズコロナ: 年間 4.1回/一人
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217800&id=bodyimage2】
■平均利用金額について、一人あたり6,370円から5,919円に減少
「美容室での平均利用金額はどのように変化すると思いますか?」の質問では、一人あたりの一回の平均利用金額は、6,370円から5,919円に減少する(控える)という結果となりました。
一人あたり一回の平均利用金額
ビフォーコロナ: 6,370円/一人一回
ウィズコロナ: 5,919円/一人一回
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217800&id=bodyimage3】
■消費者意識について、一人あたり年間16,532円減の節約志向
利用頻度と利用金額から回答者一人あたりの年間利用額を算出したところ、以下のような結果となりました。
《ビフォーコロナ》
利用回数: 6.1回/年
利用金額: 6,370円/回
年間利用金額: 41,959円
《ウィズコロナ》
利用回数: 4.1回/年
利用金額: 5,919円/回
年間利用金額: 25,427円
ビフォーコロナ(41,959円) - ウィズコロナ(25,427円) = 16,532円
結果、一人あたりの年間利用金額は、16,532円減少という結果となりました。
一人あたり年間利用金額16,532円減の節約志向
新型コロナウイルス感染の収束がなかなか見通せない中、現実的に収入が減っている人も多く、全体的に節約思考になっていることは予想できましたが、一人あたり 年間16,532円控える というアンケート結果は、消費税増税後のネガティブな消費者意識(※)を倍以上に上回っており衝撃の結果となりました。新型コロナウイルス克服の見通しがつくまでは節約思考が続くかと思われますので、新型コロナウイルスの一日も早い収束が望まれます。
※参考
「消費税増税後の美容室利用の影響は?3割が利用を控え、一人あたり年間7,505円減の結果に」
https://hairlog.jp/special/article/9032
■調査結果の引用・転載について
本レポートの著作権は、株式会社ノーマリズムが保有します。
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■株式会社ノーマリズムについて
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