スーパー惣菜/CVS・FF市場は、共働き世帯の増加に伴う調理の時短ニーズの拡大、核家族・単身者世帯の増加、少子高齢化の進展などから右肩上がりで推移しており、2010年度比32.9%増と、この10年間で大きく拡大している。当資料では、縮小傾向にある食市場において成長を続けるスーパー惣菜/CVS・FFの市場動向を分析するとともに、各スーパー・CVSチェーンの販売状況を明らかにしている。

概要
◆2019年度のスーパー惣菜/CVS・FF市場は、前年度比0.7%増の3兆8,713億円規模となった。共働き世帯の増加を背景に調理の時短ニーズが拡大していること、核家族・単身者世帯の増加、少子高齢化の進展などから、同市場は右肩上がりで推移しており、2010年度比32.9%増と、この10年間で大きく拡大している。

◆CVS各社は、新規顧客の獲得や来店頻度の向上に向け、継続して商品力の向上に努めている。大手チェーンにおいては、おにぎりなどの「定番商品」のリニューアルや付加価値化を推進。また、揚げ物惣菜などカウンターFFにおける新メニューの投入も活発化している。一方、スーパーにおいても、家庭の食卓で求められる定番アイテムの品質向上を継続的に実施している。また、各社とも「手作り」「できたて」を訴求できる店内調理品の強化を図っており、米飯類やサラダ、和惣菜などで商品が拡充している。さらに、販売面においても、「できたて」商品を展開するコーナーを設置するなど、売り場の拡大や改装が進められている。

◆2020年度は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い市場に影響がでると予想される。CVSにおいては、リモートワークの増加の影響で、都心部のオフィスエリアを中心に客数が減少。一方、スーパーでは来店客が増加しており、惣菜の需要は拡大している模様。こうした状況をうけて、両チャネルでは「巣ごもり需要」に対応した商品開発が活発化する方向。また、販売面では、消費者の衛生面への不安を払拭するための対応が進められている。

◆当資料では、さらなる拡大が期待されるスーパー惣菜/CVS・FFの市場動向を分析するとともに、各スーパー・CVSチェーンの販売状況を明らかにすることで、今後の米飯・惣菜類の商品開発に役立つデータとしてまとめている。



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TPC市場調査レポート
「2020年 スーパー惣菜/CVS・FF商品戦略・開発動向総調査」
―コロナ禍による「巣ごもり消費」で需要はさらに拡大―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr110200516
資料体裁:A4判98頁
発刊日:2020年5月21日
頒価:97,000円(税抜)

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情報提供元: Dream News
記事名:「 TPCマーケティングリサーチ株式会社、2020年 スーパー惣菜/CVS・FF市場について調査結果を発表