2009年1月にロンドンで、シスコシステムズ、インテル、マイクロソフトをスポンサーとして、「21世紀型スキルの学びと評価プロジェクト(Assessment and Teaching of Twenty-FirstCentury Skills Project〈ATC21S〉)」が始まりました。 2010年にはオーストラリア、フィンランド、ポルトガル、シンガポール、イギリス、アメリカが参加国として加わり、「21世紀型スキル」は次のように定義されました。4領域10スキルがあります。知識(Knowledge)、技能(Skills)、態度(Attitude)、価値(Values)、倫理(Ethics)の頭文字をとって「KSAVEモデル」とも呼ばれます。
・思考の方法(Ways of Thinking) (1)創造力とイノベーション (2)批判的思考、問題解決、意思決定 (3)学びの学習、メタ認知(認知プロセスに関する知識)
・仕事の方法(Ways of Working) (4)コミュニケーション (5)コラボレーション(チームワーク)
・仕事のツール(Tools for Working) (6)情報リテラシー (7)情報通信技術に関するリテラシー(ICTリテラシー)
・社会生活(Skills for Living in the World) (8)地域と国際社会での市民性 (9)人生とキャリア設計 (10)個人と社会における責任(文化的差異の認識および受容能力を含む)