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2019年の健康菓子市場は、前年比3.9%増の2,393億円となった。同市場では、機能性表示食品制度を活用した商品が台頭し、健康菓子の機能性の多様化が加速。また、ヘルスクレームや関与成分の広がりを受け、参入各社は新商品の投入や既存商品のリニューアルなど、消費者の健康ニーズに対応している。当資料では、健康菓子市場を種類別、カテゴリー別、機能別に調査するとともに、参入各社の商品展開状況、商品政策、今後の方向性等を分析している。
概要
◆2019年の健康菓子市場は、前年比3.9%増の2,393億円となった。菓子市場全体が小幅な伸びとなっているのに対し、健康菓子市場はここ数年、安定した成長を続けており、2020年度においても同6.9%増となる見通し。また、菓子市場における割合をみると、2017年度は16.8%であったが、2020年度には18.8%と2.0ポイント増の2割弱を占めるとみられる。
◆近年の動向として、健康菓子の機能性の多様化が加速している。具体的に、機能性表示食品制度を活用した商品が台頭。近年では、ヘルスクレームや関与成分の広がりも進んでおり、参入各社は新商品の投入や既存商品のリニューアルなど、多様化する消費者の健康ニーズに対応している。
◆また、チョコレートにおいては、“ハイカカオ”を訴求した商品が大きな注目を集めている。近年、メディアを通じてカカオにおける機能性の認知度が大きく向上。これを受け、カカオ成分を豊富に含んだチョコレートは、嗜好性と機能性を併せ持った商品として需要が拡大している。
◆さらに、バランス栄養食品ではタンパク質を豊富に含んだ商品の拡販が進んでいる。これは、運動を行う消費者やダイエットに関する意識変化などにより、“高タンパク質”を訴求した食品・飲料のニーズが増加しているためである。手軽に摂取できる簡便性から市場規模も成長を続けている。
◆そのほか、一部企業では、サプリメントブランドとして健康菓子を展開するケースも見受けられる。具体例として、UHA味覚糖やディーエイチシーが展開する“グミサプリ”が挙げられる。これらのブランドについては、サプリメントと同等の機能成分を含有しており、美味しく手軽に様々な栄養素を摂取できる点から、ニーズの高まりをみせている。
◆当資料では、健康菓子の種類別、カテゴリー別、機能別で調査分析を行った。各企業における発売経緯や商品展開状況、売上規模、商品政策、販促活動、今後の方向性などから多角的に実査・分析を行い、今後の事業展開の一助となるレポートとしている。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000212644&id=bodyimage1】
TPC市場調査レポート
「2020年 健康菓子の市場分析調査」
―“機能性表示”や“ハイカカオ”“高タンパク質”など機能性の多様化が進む健康菓子市場―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr110200507
資料体裁:A4判122頁
発刊日:2020年3月27日
頒価:97,000円(税抜)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
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配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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