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『会社四季報』『週刊東洋経済』の編集長として、また、東洋経済新報社社長として、長年企業動向や政治経済をウォッチしてきた著者が、独自の視点で平成日本を斬る。「不況期こその空元気?」「現代を照らす石橋湛山の論説」「人間らしい死を迎えるために」「SMAP騒動の前近代性」「フランスワインの思想」など、そのテーマは多岐にわたり、年代に関係なくすべてのビジネスマンにとって令和を生きる指南書となる一冊。
■タイトル:『平成紙つぶて』
■著者:柴生田 晴四
■発売所:株式会社出版文化社
■体裁:四六判
■総頁数:228頁
■ISBN:9784883386680 C0036
■販売サイト:https://www.amazon.co.jp/dp/4883386686/ref
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000209069&id=bodyimage1】
■目次:
はじめに―平成という時代―
一九九六年
公私混同/コネ社会の不効率/宗教曲―祈りの言葉
二〇〇八年
文化遺産の継承
二〇〇九年
不況期こその空元気?
二〇一〇年
他力本願では生き残れない/学問国家のすすめ/内よりも外に眼を向けよう
二〇一一年
前途は洋々たり/人間らしく生きるということ/現代を照らす石橋湛山の論説―石橋湛山全集補巻の刊行に当たって/主権在民は実現しているのか/個としての自立が未来を開く/新たな人間復興を
二〇一二年
真の「国益」とは
二〇一三年
メディアの責任/健全な経済社会の発展を阻害するもの/メディア興亡の断面/ねじれは解消したが/酷暑の夏に思うこと/率直な保安論を/国内に大きな成長機会/原発事故の後始末は/歩道は誰のものか/気象情報の落とし穴/一人前の選挙権が欲しい/中国の挑発行為
二〇一四年
理にかなうということ/四〇〇万都民の不明/人間らしい死を迎えるために/都知事職の重さ/大雪下のシンポジウム/変化を恐れず好奇心を糧に生きる/ネット社会の危うさ/相互理解が関係改善に不可欠/リスク管理の重要性/常識を疑うことの大切さ/成長喚起に具体目標を/感情に訴える報道の危うさ/自覚なき醜態/過ちを繰り返さないために/正念場のアベノミクス/健診基準への大いなる疑問/危険地域開発の責任/メディアの社会的責任/束の間の繁栄/道理に合わないこと/立法府の名が廃る/アベノミクスに欠けているもの/政権リセットの行方
二〇一五年
誰が日本人を貶めるのか/放たれない第三の矢/「表現の自由」とは何か/安倍外交に難題/政治の責任/天気予報の悪癖/「痩せ願望」のリスク/利用者に阿るメディア/見たくないものは見ない/民間活力を取り戻せ/企業家精神/気になる若者の安定志向/見えない安倍首相の憲法観/言論の危機/置き去りの国民理解/歴史認識とは何か/暑さ対策に自然の力を/権力は腐敗する/等閑視される難民対策/理にかなうということ―ジャーナリスト石橋湛山の思想―/「一億総活躍」の危うさ/他人事ではない不祥事/浅薄弱小を排す/求められる覚悟
二〇一六
時代の変化に向き合う/SMAP騒動の前近代性/国家管理の不毛/憲法の危機/不良債権のツケ/気になる日本語/非常事態への覚悟/差別を放置した責任/災害の経験を活かす/マイナンバーの体たらく/繰り返された醜態/まともでさえあれば/常識からの逸脱/ホスピタリティを求める/疑わしきは罰せず/緑と水辺の復活を/都庁の深い闇/偏狭な民族意識を排す/「復興五輪」はどこに行ったのか/沖縄への無知/報道の歪み/憲法理解がまず必要
二〇一七年
広がる「ジハード」/「片付け」という病/地下水の汚染/「公僕」は死語になったのか/愚か者の支配/税金にたかる寄生虫/都議会の猿芝居/看過できない発言/国会議員の鉄面皮/文化行政の責任/企業の抱える資金余剰/「共謀罪」と「分煙」/老いの人生/内閣改造のリスク/国際平和協力とは何か/パリ協定とトランプ政権/安易な衆院解散を憂う/「慰霊の日」に思うこと/中国式白タクに思う/「岩盤規制」は崩せたのか/「法の下の平等」の危機/薄氷の上の「大勝」
二〇一八年
ルール不在の大相撲/三%賃上げ要請の危うさ/非核化の幻想/優生保護思想の残滓/好成績生んだ勇気/国家の土台が危うい/民主主義の前提/慣例読みという迎合/悲しむべき現実/何のための働き方改革か/権力に胡坐かく人たち/会期延長の結果/六六時間の空白/豊かさの代償/人権の尊重こそが基本/不祥事を生み出す組織/フランスワインの思想/ボス支配の弊害/データ改ざんの深層/米中貿易戦争の行方/出版の新しい未来に向けて
二〇一九年
危機意識の欠如が蔓延/日本の暗黒大陸/推薦者の見識が問われる/統計不正にみる国家の危機/平成時代の位置づけ/衆院解散への疑問再び
配信元企業:株式会社出版文化社
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