東京青年会議所(東京JC)は、“新日本の再建は我々青年の仕事である”との想いで1949年に創立。賀詞交歓会では、2020年スローガン「新時代を切り開く東京~変化に強い人財が溢れる社会を目指して~」及びビジョンを示すことをテーマにした東京JCの動画を放映します。また、株式会社ディープビジョン研究所代表・江上隆夫氏の基調講演及び理事長との対談も行う予定です。

■予測困難な“VUCA”時代、38.2%もの人が将来に対し強い不安

かつての日本の変革期、明治維新や高度経済成長期の時代には明確なビジョンが存在し、そのビジョンに向かい日本が一丸となり成長を遂げました。しかし近年、取り巻く環境は複雑さを増しています。2016年の世界経済フォーラム(ダボス会議)等で、「将来の予測が困難な状態」を意味するVUCA(ブーカ)という単語が頻出したことも、現状を裏付けています。

また、日本労働組合総連合会が2017年におこなった調査によると、将来への不安について「非常に感じる」(38.2%)と「やや感じる」(38.8%)という回答結果に*。将来への不安が期待を上回っている日本人の多さが浮き彫りとなりました。

*日本労働組合総連合会「日本の社会と労働組合に関する調査2017」
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20170831.pdf

■予測困難な時代であるからこそ将来を見通すビジョンの策定・共有が必要

東京JCは、“日本の再建は青年の仕事である”との想いで1949年に創立し、今年で70周年を迎えました。
不確実で予測が困難な現代だからこそ、我々メンバーを含む各社会の市民は、明確なビジョンを持ち、主体的に行動することが求められています。
また、近年、技術の進歩と情報革新による現状の安心感から、この先に起こり得る危機に対して先手を打とうとせず、問題に対する事後的な対処を繰り返し、「誰かがどうにかする」という他人事の姿勢が蔓延していると言われています。このような主体者意識の欠如を打ち砕き、市民が主体的に新時代を切り開いていくという意識変革・行動変革を巻き起こすためにも、将来を見通すビジョンを策定し、これを共有することが重要です。

今回の賀詞交換会では、2020年の理事長所信を対外に発信すると共に、予測不能な未来に対して立ち向かうために、ビジョン策定の必要性を訴え、9月に発表する予定の東京JCの中長期ビジョンの概要を示します。

当日は、株式会社ディープビジョン研究所代表・江上隆夫氏の基調講演及び理事長との対談も行う予定です。
東京JCメンバー370名、シニアメンバー170名、来訪JC110名、入会候補者・一般150名の参加を見込んでいます。

<東京青年会議所 新年賀詞交換会(1月例会) 開催概要>
日時:2020年1月14日(火)18時(受付開始17時30分)~21時15分
会場:東京ドームホテル「天空」
(〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61、電話番号03-5805-2111)


【公益社団法人東京青年会議所について】
所在地:〒102-0093 東京都千代田区平河町2-14-3 青年会議所会館2F
代表者:理事長 伊澤英太
設立:2012年1月(公益社団法人格取得年月)(創立:1949年9月、社団法人格取得年月:1960年7月)
電話番号:03-5276-6161(代表)
URL:https://tokyo-jc.or.jp
事業内容:「明るい豊かな社会の実現」という理念にもとづいた「個人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」を基本とする多彩な活動ほか

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000207994&id=bodyimage1



配信元企業:公益社団法人東京青年会議所
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情報提供元: Dream News
記事名:「 東京青年会議所が新年賀詞交歓会を1月14日に開催、2020年理事長所信を発信する共に、将来の予測が困難(VUCA)な社会に対しビジョン策定の必要性を訴える。