- 週間ランキング
嚴島神社「錦包藤巻太刀・腰刀」復元奉納プロジェクト(代表:三上貞直 広島県在住)は、2019年11月5日より、株式会社ジャパングローサーズが、運営する工芸特化のクラウドファンディング「casanell」に、嚴島神社所蔵 国指定の重要文化財「錦包藤巻太刀・腰刀」を復元し、世界遺産である国宝 嚴島神社に奉納する刀剣復元奉納プロジェクトを掲載いたしました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000204950&id=bodyimage1】
プロジェクトの内容
https://casanell.com/projects/view/13
本プロジェクトは、プロジェクトオーナーとして三上貞直がプロフェッショナルチームを率い、嚴島神社所蔵の国指定の重要文化財である「錦包藤巻太刀・腰刀」を、約7年間の調査を経て復元し、嚴島神社に奉納する刀剣×文化財復元×奉納を支援者と楽しむクラウドファンディングプロジェクトです。
今回、刀剣だけでなく、国立博物館(刀剣鑑定家、錦研究家)、大学関係(金工・染織専門者)、職方(研ぎ師、鞘師、白金師、装剣金工、柄巻師、金襴製作)の協力を得て、新たな調査、検討を重ね、拵(外装)製作の復元にも挑戦しています。
三上貞直が復元に込めた想いとは
”日本文化と技の継承機会をもっと創出していきたい”
国の重要文化財である太刀と腰刀ですが、錦が剥落しているだけでなく、鐔も金具も失われており、資料も少ないこと、専門家も錦の文様はわからないとのことで、修復は難しいと判断しました。(例えば、修復の過程で、わずかに残る錦を張り替えることになり、資料保存の観点からも、そのような修復は行うべきではないと考えます。)
しかし、刀身の姿と地鉄、精巧に作られている鞘(さや)は、当時の技術の優秀さを如実に示しており、私たちが、この文化財から学び、これを復元することによって、作り手だけでなく、より多くの刀剣、歴史、日本文化を好まれる方々と、古の人たちの想いと技を学べる機会を創ることが必要と考えました。
今回、ベテランの職人の方々の中に将来を嘱望される若手の職人の方々に加わってもらっての混成チームでプロジェクトチームを編成しました。このことにより、ベテランから若手へ技術伝承のためのアドバイスが受けられることを期待してのことです。
地方の文化財は、地方で守り、復元・修復できる人材育成と仕組みづくりが、今後の私の使命でもあると想い、微力ではありますが、一途な想いを以て進んでいます。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000204950&id=bodyimage2】
募集している支援金の用途および目標金額
刀身の制作費を除く太刀・腰刀の制作費(研ぎ・金具製作・拵え製作など)と錦の制作費の総額の一部として250万円の目標額を設定し、casanellの専用プロジェクトページにて広く支援を呼びかけています。
支援者へのリターン(お礼の品)
本プロジェクトは、リターンを購入頂くことで、プロジェクトを支援頂くクラウドファンディングです。
全てのリターンコースに、奉納名簿に支援者のお名前を記載し嚴島神社に納めることが含まれています。
法人・団体コースでは、組織名を記載可能。
支援額は6千円から可能、最高支援額コースは500万円を用意しています。本500万円支援コースには、復元太刀の影打と引き換える権利が含まれます。
その他、以下のようなリターンを用意しています。
・復元奉納記念手ぬぐい
・復元奉納記念Tシャツ
・等身大復元太刀のポスター
・復元錦を一部使用した工芸品(名刺入れや信玄袋)
・太刀の素材として用いる玉鋼
・三上貞直鍛錬道場見学の権利
・嚴島神社奉納立会の権利
など
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000204950&id=bodyimage3】
嚴島神社「錦包藤巻太刀・腰刀」復元奉納プロジェクト概要
プロジェクトオーナー:三上貞直
支援募集期間:2019年11月5日~2019年12月28日23:59
クラウドファンディング方式:All or Nothing(目標額が集まらない場合、全額支援者に返金)
目標金額:250万円
支援金の用途:復元予定の外装および錦の制作費の一部
決済方法:クレジットカードおよび銀行振込
プロジェクトURL:https://casanell.com/projects/view/13
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000204950&id=bodyimage4】
工芸特化のクラウドファンディング casanell(かさねる)は文化財の調査、修復、復元を支持
casanell(かさねる)は、工芸品や文化財の調査、修復または復元に挑戦する方々の資金調達や情報発信の手段としても活用いただけるように、活動期間の長いプロジェクト活動においても、全面的にその活動を支持し、クラウドファンディングでの挑戦を後押しいたします。(ただし、掲載には審査がござます。)
casanellは、工芸に理解あるスタッフが、クラウドファンディング公開に向けたアドバイスから掲載期間中の各種サポートを無償で提供しています。
【株式会社ジャパングローサーズ】
https://www.japangrowthers.com
「つなぐ、かんがえる、こだわる、たのしむ、そして、そだてる」を基本のコンセプトに、伝統、技術、歴史の価値や意味を理解し、新たな可能性や相乗効果を探求し、独自の立ち位置でサービスを展開しています。
日本の工芸・ものづくりを取り巻く多くの課題の解決に向けた工芸に特化したサービスとして、クラウドファンディングの企画・運営、サポートをはじめ、ビジネスマッチングやブランディングコンサルティング、動画マーケティング、WEB、Eコマースなどの導入、運営支援などを手がけています。
2017年3月には、工芸を宣伝するための音楽レーベル「ontowa records(オントワレコーズ)」を設立し、ヒューマン・ビートボクサーREATMOと、福島県指定重要民俗文化財とのコラボレーションによるアートワークジャケットで、REATMO自身名義初の音源をリリース。同社がアーティストと伝統産業・工芸・文化のコラボレーションを企画・推進を担当したことでも注目を集めた。
また、2018年3月、工芸特化のクラウドファンディング「casanell(かさねる)」 の運営をスタート。
日本の工芸に関係する原材料の生産者、作り手、道具の作り手、人材育成関係者、研究者、販売者らが、クラウドファンディングに参加できる仕組みを整え、資金調達だけにとどまらず、工芸の情報発信力、ブランド及び販売力の強化などを後押している。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000204950&id=bodyimage5】
配信元企業:嚴島神社「錦包藤巻太刀・腰刀」復元奉納プロジェクト
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ