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CAE(Computer Aided Engineering:計算機支援工学)や三次元計測ソリューション、光ファイバーセンシングなどのデジタルエンジニアリングを支援する株式会社富士テクニカルリサーチ(本社:横浜市 代表取締役:名取孝)は2019年11月12日(火)に横浜みなとみらい地区にて最新のAI(人工知能)テクノロジーと次世代の三次元点群データ活用を中心とした「FTR最先端センシングテクノロジーセミナー2019」を開催いたします。
本セミナーでは基調講演として、トヨタ自動車株式会社・濱村様をお迎えし、FCV(燃料電池自動車)に関する最新の動向や、開発に伴う計測や予測といった様々な最新技術についてご講演いただきます。また、東京工業大学・山田功教授をお迎えし、AIの利活用を成功に導くために欠かせない「信号処理工学」についてご講演いただきます。信号処理工学とは、「生のデータから価値のある情報を引き出すための総合科学」です。「収集にコストがかかるので少量のデータしか準備出来ない」「データにノイズが多く含まれている」といった、よくあるAIプロジェクトの課題に対して、信号処理工学は有効な解決策の糸口となります。
ユーザー講演として、株式会社九電工様、日鉄テックスエンジ株式会社様、東日本旅客鉄道株式会社様をはじめとした企業様より、プラント業界や鉄道業界における点群データの活用についてご講演いただきます。また、光ファイバ計測では建設分野での活用例を株式会社竹中工務店様よりご講演いただきます。
弊社セッションでは、今後のAI導入を本格的に検討される方のために、「AIのキホン」についてお話しいたします。合わせて、最新の技術開発の事例として、AIを活用したCAEサロゲートモデルを準備しております。また、少し毛色は異なりますが、「中東のシリコンバレー」と呼ばれるイスラエルより導入した、映像からヒトの心拍を計測する技術と、それをベースにして開発している「従業員・作業者のストレス可視化システム」もご紹介いたします。
また、三次元点群データについての発表としては、近年のユーザー層の変化の兆しに注目した、「Galaxy-Eye」の今後の活用方法や最新の開発動向についてご紹介いたします。弊社ソリューションの「Galaxy-Eye」や3Dレーザー計測は、従来、改造工事に伴う設計、施工図の作成や機器搬入検討などに多く使われて来ました。最近では、プラント全体を3Dの計測点群で構築管理し、そこに必要な情報を移植することにより、例えば現場でタブレット端末を用いて設備機器のメンテナンス状況や予備品などの最新情報を入手したり、改造前後の状況把握を点群で確認したりするなど、今後通信速度が5Gになる事も見据えた、PLM(プラント・ライフサイクル・マネジメント)の活用へと「Galaxy-Eye」は新たなフェーズに入って来ました。
さらに、セミナー会場に併設する展示スペースでは、光ファイバをセンサとして採用したひずみ・温度の分布型センシングシステム「FBI-Gauge」等のソリューションの実機展示や大規模点群処理ソフト「Galaxy-Eye」の操作体験などを実施いたします。また、外部展示として東レエンジニアリング様による樹脂流動解析ソフト「3D Timon」の展示も予定しております。
セミナー終了後には、セミナーに参加された皆様や講演いただいた方々との交流・情報交換の場として、無料の懇談会も予定しております。セミナーでの質疑応答では聞きづらいことや具体的な悩み事の共有の場としてもご活用いただけますと幸いです。
皆様お誘いあわせの上、是非ご来場ください。心よりお待ち申し上げております。
セミナー詳細はこちら
https://www.ftr.co.jp/seminar/ftr_seminar_yokohama_2019
━ 開催日時・会場のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日時 : 2019年11月12日(火) 10:00~17:20(予定)
※18:00~懇親会(無料)がございます。
会場 : 横浜ベイホテル東急 B2F クイーンズグランドボールルーム
参加費: 無料(事前登録制)
定員 : 450名(先着順)
━ 講演内容 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■基調講演
・「燃料電池システムの進化を支える日本の基盤技術」
濱村 芳彦 氏 トヨタ自動車株式会社
ZEVファクトリー FC事業領域 領域長
・「急速に進化し続ける現代の信号処理アルゴリズム --基礎研究最前線--」
山田 功 氏 東京工業大学 工学院 教授
■ユーザー講演
・「総合設備業における3D計測の活用」
安武 和成 氏 株式会社九電工
総合研究開発室 先端技術開発グループ 副長
・「三次元計測とヴァーチャルリアリティがもたらす近未来」
村山 亨 氏 日鉄テックスエンジ株式会社
機械事業本部 技術部 技術開発グループ グループ長
・「電車線分野における点群とBIMモデル活用に関する取組み」
猿田 裕司 氏 東日本旅客鉄道株式会社
東京電機システム開発工事事業所 電力基準審査室 審査G
・「FBI-Gaugeを使った鉄筋コンクリート造壁の詳細な構造特性分析」
田邊 裕介 氏 株式会社竹中工務店
術研究所 構造部 RC構造グループ 研究主任
■FTR講演
・モノづくりへの機械学習・信号処理の適用
・FTRの最新ソリューション開発動向について
・3Dレーザー計測データCAD化ソフトGalaxy-Eyeの最新情報とポータブル3DスキャナF6 SMARTを併せた活用方法
・光ファイバを用いた分布型ひずみ・温度計測システムFBI-Gaugeのご紹介
・計測技術やAI技術を組み合わせたCAEでの課題解決事例の紹介
━ お問い合せ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■株式会社富士テクニカルリサーチ
担当: 椿
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5 クイーンズタワーC棟15階
電話: 045-650-6650
Mail: seminar@ftr.co.jp
HP : http://www.ftr.co.jp/
配信元企業:株式会社富士テクニカルリサーチ
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