成年後見に関する研修事業等を手掛ける一般社団法人地域後見推進センター(本社:東京都大田区、理事長:北野俊光。以下、センター)は、東京大学大学院教育学研究科生涯学習論研究室(以下、東大)との共同研究に基づき「市民後見人養成講座」を、東京大学本郷キャンパスにおいて10月26日から開催します。

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高齢化の進展にともない、現在、認知症高齢者が500万人以上に増加し、また精神障がい者(認知症の人を除く)が約340万人、知的障がい者が約120万人ほどいるとみられています。これらを合計すると判断能力が不十分な人は1000万人にものぼります。
 これらの人を支援する制度として近年注目されているのが「成年後見制度」です。

 成年後見制度では、家庭裁判所から選任された後見人が判断能力の不十分な人を法的に支援します。
 しかし認知症高齢者等は今後も増加し続けていくとみられ、これらの人を支援する後見人のなり手が不足することが予想されます。そこで、一般の市民に後見人になってもらう「市民後見人」の活用が近年求められています。
 この市民後見人を育成することを主目的としている講座が「市民後見人養成講座」です。

 本講座は2009年に東京大学主催で第1期が開催され、今年で第12期目となります。
 現在はセンターと東大の共同研究に基づき、センターが講座を主催し、東大がプログラム編成等を行っています。これまでに3,279人の修了生を輩出しています。
 本講座は、厚労省モデルカリキュラムに準拠し、座学では、成年後見の制度・法律、対象者の理解と接し方、後見実務、関連諸制度、地域福祉と権利擁護などについて学習し、実習では施設体験実習や後見実務演習などを行います。
 各分野の第一人者(東大教授や厚労省の官僚等)を講師に招き、座学と実習によって構成された体系的かつ実践的なプログラムを実施します。
 市民後見人を目指す人だけでなく、仕事上、成年後見に関する知識を必要としている方、ご自身やご家族の将来のことを考えて成年後見について知りたいと考えている方など、広くどなたでもご受講いただけます。

 講座の詳細については下記の募集要項をご参照ください。
 https://kouken-pj.org/course/application/


■講座開催概要
・主催:一般社団法人地域後見推進センター
・プログラム編成:東京大学大学院教育学研究科生涯学習論研究室
・会場:東京大学本郷キャンパス(工学部2号館213番教室)
  https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html
・日程:10月26日(土)・27日(日)、 11月9日(土)・10日(日) ・30日(土)、 12月1日(日)・14日(土)・15日(日)、 2月1日(土)・ 2日(日)
・受講料:77,000円(税込み)
・定員:120名
・履修時間:60時間(座学45時間+実習15時間)
・応募資格:高等学校を卒業した方、あるいはそれと同等の資格を有する18歳以上の方
・申込期間:2019年7月10日~ 10月15日
・受講申込み:下記の「受講申込フォーム」からお申し込みください。
  https://kouken-pj.org/course/application/entry/
・お問い合わせ先:地域後見推進プロジェクト事務局
 Tel: 03-5841-0622, Fax: 03-5841-0811
 E-mail: project@kouken-pj.org
 お問い合わせフォーム: https://kouken-pj.org/inquiry/

■主催者概要
・名称:一般社団法人地域後見推進センター
・代表者: 理事長 北野俊光(弁護士、日本成年後見法学会常任理事)
・所在地:〒144-0051 東京都大田区西蒲田7丁目5番13号 森ビル4階
・設立: 2016年4月
・主な事業内容:成年後見人等の養成および権利擁護関係の研修等
・ホームページ: http://center.kouken-pj.org/



配信元企業:一般社団法人地域後見推進センター
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情報提供元: Dream News
記事名:「 市民後見人養成講座 10月26日開講 ~東大との共同研究に基づく市民講座~