- 週間ランキング
エンタープライズDB株式会社(本社:東京都新宿区、URL:https://www.enterprisedb.com/ja/、以下、エンタープライズDB)とアシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/、以下、アシスト)は、クラウド環境での採用が増えている「EDB Postgres」が、株式会社NTTデータエービック(本社:東京都港区、http://www.abic.co.jp/、以下、NTTデータエービック)が提供する金融機関向けパッケージ製品の仮想化基盤のデータベースに採用されたことを2019年3月25日発表します。
NTTデータエービックは、地方銀行をはじめとする金融機関向けに、投資信託や保険の窓口販売などの「預かり資産業務」関連サービスを提供しています。1998年に銀行の投資信託窓口販売が解禁されると同時に、投資信託情報提供サービスや窓口販売支援システムの開発・提供を開始し、業界トップクラスの実績とノウハウを有しています。
NTTデータエービックの金融機関向けパッケージ製品は、現在、顧客が自前の物理サーバ環境に導入して利用する形態で提供されています。しかし、ITコストの削減やシステム運用負荷の軽減といった顧客からの要望を受け、仮想化基盤の提供を決断しました。
仮想化基盤を提供するにあたり、課題となったのは従来利用していた商用データベースの仮想化基盤サポートおよび費用体系でした。その代替としてオープンソースのPostgreSQLを検討しましたが、データベースのコストは抑制できるものの、ストアド・プログラムを含むアプリケーションの移行に膨大なコストが発生することが予想されました。そこで従来利用していた商用データベースと極めて高い互換性を持つEDB Postgresを候補とし、アシストのEDB Postgres専任エンジニアによる支援サービスを活用しながら主要なアプリケーションの互換性を検証した結果、少ない工数での移行が可能と判断して採用を決定しました。
EDB Postgresの採用により期待される効果は以下のとおりです。
(1) 仮想化基盤上でデータベースサーバに割り当てられたCPUコアのみが課金対象となるため、ライセンスコストを大幅に抑制可能。
(2) EDB Postgres標準実装のレプリケーション機能と仮想化技術のクラスタ機能の活用により、十分な信頼性と可用性を確保可能。
(3) データベースをEDB Postgresに切り替えることで、仮想化基盤の利用者に対し、コスト、信頼性、機能性、利便性などあらゆる面で高い付加価値を提供可能。
NTTデータエービックでは、アプリケーションのEDB Postres対応を完了し、現在、最終テストを進めており、2019年夏に提供開始を予定しています。
■「EDB Postgres」について
EDB Postgresとは、PostgreSQLをエンジンとし、エンタープライズ用途に必要な機能やツールを実装したデータベースです。EDB Postgresの開発/運用にあたっては、24時間365日のサポート対応、パッチ提供など万全なサポート体制が提供されているため、万が一の緊急時にも安心です。また、開発元のエンタープライズDBにはPostgreSQL開発コミュニティの主要コミッターが数多く在籍し、ユーザー企業からの要望をコア機能の改善としてコミュニティへ還元するなど、開発組織を強力にバックアップしています。
■ニュースリリースに関するお問い合わせ
エンタープライズDB株式会社 担当:北川
TEL:090-5500-2964 E-Mail:info@edbjapan.com
株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850 URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/
■「EDB Postgres」に関するお問い合わせ
株式会社アシスト 東日本技術本部 情報基盤技術統括部 ビジネス推進部
担当:中村 剛
TEL:03-5276-3653
URL:https://www.ashisuto.co.jp/edb/
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
配信元企業:エンタープライズDB株式会社
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ