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今回、10~60代の男女を対象に、ホットドリンクの飲用実態と今後のニーズに関する調査を実施。調査の結果、今冬のホットドリンクの飲用経験率及び飲用頻度はともに減少した。しかし、今後の飲用意向をみると、「ミドルユーザー以上」は、“仕事・学業”に関するシーンでのニーズが強くなっている。さらに、飲用率では、コーヒーよりも「スープ」「緑茶」「ミルクティー」「ココア」等が増加しており、ホットドリンクのニーズが多様化していることも分かった。
概要
◆今回、10~60代の男女624人を対象に、ペットボトルや缶入りのホットドリンクに関する消費者調査を実施した。なお、当調査は2009年より毎年行っており、今回で11回目の実施となる。
◆調査の結果、この冬(2018~2019年)におけるホットドリンクの飲用経験率および飲用頻度はともに減少する結果となった。また、11年間の時系列からホットドリンク全体の需要は下降傾向にあり、何らかのテコ入れが必要であることが浮き彫りになった。
◆そこで、今後のホットドリンクの需要拡大策のひとつとして、“仕事・学業”に関するシーンでの飲用を想定した展開が有効であることがわかった。具体的にみると、「ミドルユーザー以上(月に2回以上飲用する人)」は今後ホットドリンクを「仕事中・勉強中」や「通勤・通学途中」に飲用したいというニーズがより強くなっており、今後これらシーンでの飲用を促すことが飲用頻度を高めることにつながるといえる。
◆このほか、カテゴリー別の飲用状況をみると、前年よりコーヒー飲料の飲用経験率が減少しているのに対し、「スープ」「緑茶」「ミルクティー」「ココア」「果汁飲料(レモン)」などが増加。ホットドリンクのニーズは多様化していることがわかった。さらに、これまで11回にわたり実施してきたホットドリンクの飲用実態や商品評価などの結果との時系列の傾向もレポートしているため、今後のホットドリンクの商品開発やマーケティングの一助となるデータとして提案する。
【調査内容】
1.ホットドリンクの飲用実態・購入実態
2.ホットドリンクの評価
3.ホットドリンクに求められる味わい
4.RTD以外のホットドリンクとの競合状況
5.ホットドリンクの飲用意向
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000190284&id=bodyimage1】
コンシューマーレポートNo.278
「ホットドリンクの飲用実態と今後のニーズ(第11弾)」
―定着化を図るために「仕事中・勉強中」の飲用を想定した展開が有効!―
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【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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