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第31回介護福祉士国家試験筆記試験が1月27日に実施されました。一般社団法人外国人介護職員支援センター(千葉県市川市、代表理事 井上文二)では、前月の12月21日より、ユーチューブにて本格的直前対策講義動画の無料公開を開始し、1月28日に当該動画の視聴状況分析を公開しました。
12月21日以降に投入した直前対策講座動画は全12本。それ以前の短編サンプル動画も含んだ数値になりますが、試験日前日までの37日間で、延べ143,000回視聴され、その間のユニーク視聴者数は17,000名に上りました。最近の国家試験受験者数が8-9万人前後、受験者の2割前後の介護職が当センターの動画を視聴したことになります。分析の詳細は次のページにあります。
http://caregiverjapan.org/kaigofukushishi/videoanalysis
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000188581&id=bodyimage1】
特に人気だった動画は、「介護福祉士国家試験直前対策:全科目を4時間で一気に復習!」「試験直前2日間のラストスパート総まとめ4時間 第31回介護福祉士国家試験用」「○×クイズでポイント確認・復習(前半4時間)介護福祉士試験対策」でした。
視聴者の属性は正確には算出できませんが、試験日直前から試験日翌日までにいただいた各種コメント・メッセージを分析すると、驚くことに日本人介護職が全体のほぼ3/4を占め、日本人が仕事の合間などに無料動画を活用して試験勉強していることが伺われます。また、外国人は全体の1/4ほどでしたが、国籍ではフィリピン、インドネシア、ベトナムが多かったと推定されます。これは、EPA介護福祉士候補者たちが自己学習に無料動画を活用していたことを物語っています。(各コメント・メッセージは http://caregiverjapan.org/kaigofukushishi/freeyoutube でご覧になれます。)
最近の国家試験合格率が70%前後に上がってきてますが、それでも合格ボーダーラインの人も含めると約半数の受験者たちが日々の仕事や生活に追われながら、不安な中で難しい専門用語・活字が並ぶテキストなどで勉強しています。合格に最低限必要な、ポイントを絞った、分かりやすい説明での指導は、外国人だけでなく、日々の介護業務に追われる日本人介護職の人たちにも必要です。当センターでは、次回第32回国家試験対策に向けて、さらにカリキュラムの質の向上を図り、介護福祉士を目指す受験者を支援していく所存です。
なお、今回公開した無料動画の一覧はこちらになります。
http://caregiverjapan.org/kaigofukushishi/public-video
お問い合わせ先:
一般社団法人外国人介護職員支援センター
〒272-0021 千葉県市川市八幡5-15-14
電話 047-713-6214
メール info@maripartners.net
HP http://caregiverjapan.org/