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作家・千早茜の初エッセイ集『わるい食べもの』刊行を記念して、装画と挿画を手がけた人気イラストレーター・北澤平祐のイラストと本文テキストのコラボパネル展を開催します。数量限定オリジナルポストカードも販売。MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店にて2018年12月26日~2019年1月20日。
『男ともだち』や尾崎世界観との共著『犬も食わない』が話題の作家・千早茜の初エッセイ集『わるい食べもの』。装画と挿画を手がけたのは、書籍装画をはじめCDジャケット、洋菓子のパッケージや広告など幅広く活躍するイラストレーター・北澤平祐。
本書の刊行を記念して、WEB連載時の全挿画に書き下ろし挿画2点と装画を加えたイラスト全14点と、イラストにインスピレーションを与えた本文の一部抜粋をパネルで展示します。ここでしか見られない貴重なコラボ展示です! 会期中は、数量限定のオリジナルポストカードセットも販売予定。
『わるい食べもの』刊行記念パネル展
会 期:2018年12月26日(水)~2019年1月20日(日)
会 場:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 7階特設スペース
URL:http://www.junkudo.co.jp/mj/store/store_detail.php?store_id=2
入場料:無料
※1月1日は定休日です。
※1月3日と5日は催事のため展示を一時休止します。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000187212&id=bodyimage1】
〈書籍紹介〉
千早茜『わるい食べもの』
「いい食べもの」はもうたくさん。
気高き毒気が冴えわたる、異色の食エッセイ。
WEB連載中からファンを増やし続けた話題作が、ついに書籍化!
幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界のフロントを駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の中への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。
「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。人気イラストレーター・北澤平祐の挿画も多数収録。
・アフリカ時代に経験した、米とアイデンティティの関係性…「おかかごはん」
・お洒落カフェで体にいいメニューを選んだら「鳥の餌」になった話…「『いい』食べもの」
・映画『グラディエーター』における衝撃の食シーン…「パンを投げる」
・食い尽くすはずが「食われた」、尾道の思い出…「ひとり旅」 etc.
(発行:ホーム社 発売:集英社/四六判ハードカバー/208ページ/発売中/定価:本体1400円+税)
〈プロフィール〉
千早 茜(ちはや・あかね)
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年「魚神(いおがみ)」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞、直木賞候補。14年『男ともだち』が直木賞候補、吉川英治文学新人賞候補となる。近著に『人形たちの白昼夢』『クローゼット』『正しい女たち』など、共著に『犬も食わない』がある。本書が初のエッセイ集となる。
北澤平祐(きたざわ・へいすけ)
神奈川県横浜市生まれ。東京都在住。アメリカに16年間在住後、帰国し、イラストレーターとしての活動を開始。書籍装画やCDジャケット、広告、パッケージ、プロダクトまで国内外の幅広い分野でイラストを提供。『これはペンです』(円城塔 著)の装画で、講談社IN☆POCKET文庫装幀大賞を受賞。