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詰将棋が上達すれば将棋も強くなりますか? 疑問に思われる人もいるかも知れませんが、その答えは「イエス」です。たくさんの詰将棋を考えて、たとえそれが解けても解けなくても読みの力が養えます。実戦に役立つのは間違いありません。どんどん詰将棋を解いてください。そして同時に、詰将棋の持つ楽しさや奥深さを感じていただければ幸いです。
棋士 羽生善治(「はじめに」より抜粋)
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2016年から2017年にかけて、藤井聡太七段の活躍や羽生善治竜王の国民栄誉賞受賞の話題などにより、将棋人口は170万人増と大幅な伸びを見せています(『レジャー白書2018』)。プロデビュー以来、目覚ましい活躍を続けている藤井七段は、特に詰将棋で幼いころから頭角を現していたということです。2018年3月に開催された詰将棋解答選手権では、史上初の四連覇を果たした圧倒的な強さを見て、詰将棋に興味を持ったお子さん、親御さんも多いでしょう。
本書は、羽生善治竜王と老舗詰将棋雑誌「詰将棋パラダイス」がタッグを組んだ詰将棋入門書。1手詰から5手詰まで全220問を収録。漢字にはふりがな付きなので、お子さんが一人で読むことができます。
◆はじめてでも詰将棋が楽しめる!
多くの詰将棋本では省略されていることが多い駒の動かし方、将棋の基本ルール、棋譜の読み方からていねいに説明しているので、詰将棋は初めてというお子さん、将棋を始めたばかりのお子さんでも詰将棋が楽しめます。
◆たくさんの詰将棋を解くことで、実戦も強くなる!
1手詰80問、3手詰100問、5手詰40問を収録。徐々にステップアップしていくことで、確実に力をつけることができます。問題は5段階にレベル分けされており、実力を確認することもできます。また、正解手順のほかに陥りやすい失敗例も掲載し、解き方を丁寧に解説しています。
〔監修者〕
羽生善治
1970年埼玉県所沢市生まれ。二上達也九段門下。1985年、プロ四段になる。至上3人目の中学生棋士。1989年に初タイトルとなる竜王を獲得。1994年、A級初参加で名人挑戦者となり、第52期名人戦で米長邦雄名人を破って初の名人に。将棋界の記録を次々と塗り替え、1996年には谷川浩司王将を破って、前人未到の七冠独占を達成。どんな戦型も指しこなすオールラウンダー。2014年には4人目となる公式戦通算1,300勝を史上最年少、最速、最高勝率で達成。2017年、第30期竜王戦を制し、すでに保持していた永世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖を合わせ、「永世七冠」の資格を獲得した。最近は将棋界だけでなく、AI知能との未来についての対談・取材を精力的にこなす。広く財界の人々との対談からその考え、生き方を広めていく活動も続けている。将棋界のスーパーヒーローである。
〔執筆者〕
詰将棋パラダイス
昭和25年、詰将棋専門誌として創刊号が発行される。昭和37年、詰将棋の最高の栄誉である看寿賞を初めて発表。昭和61年、史上最長手数「ミクロコスモス」(橋本孝治作)が発表される。平成9年、通巻500号。記念号付録に「読者の棋士による思い出の詰将棋」。平成11年、「看寿賞作品集」が、将棋ペンクラブ大賞特別賞を受賞。平成21年、谷川浩司九段が棋士として初めて入選百回を達成。平成22年、将棋界への貢献が評価され、大山康晴賞を受賞。平成27年、母体である全日本詰将棋連盟主催の「詰将棋解答選手権」で藤井聡太七段(当時小学校6年)が初優勝。
〔書誌情報〕
『羽生善治監修 子ども詰将棋 チャレンジ220問』
出版社:株式会社新星出版社 / 監修者:羽生善治 / 定価:本体990円+税 / 判型など:四六判、2色刷り、256ページ
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000182481&id=bodyimage1】
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