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美術工芸品の通信販売業の株式会社東京書芸館(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田中利昭)は創業100周年を迎えた今年、顧客を対象に8月27日(月)に東京国立博物館東洋館でプライベート内覧会を行いました。学芸員による解説付きの貸切ツアーの後、横山大観がオーナーでもあった老舗料亭韻松亭(いんしょうてい)にて食事会兼即売会を開催しました。
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■創業100年を迎えた当社に相応しい顧客サービスを
当社は1918年に書道の通信教育業からはじまり、今年で創業100周年となります。書道関連事業から現在の通信販売業へと推移した当社は、伝統と匠の技を守り伝え幅広いジャンルの美術工芸品を通信販売業にて取り扱ってきました。この企画は日ごろご愛顧頂いている顧客を対象に、創業100年を迎えた当社に相応しい顧客サービスをと去年から温めてきました。そして当社が特別賛助会員である東京国立博物館の協力を得て実現しました。
※当社常務取締役の髙橋による挨拶
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当日は日中の気温が35度を超える残暑厳しい中、全国から20名が参加されました。当社の常務取締役である髙橋による開催挨拶ならびに当社の紹介から始まり、東京国立博物館の学芸員から今回のプライベート内覧会会場となる東洋館の概要と特長の説明を受けました。同館は「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに平成25年にリニューアルし、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどのアジア諸国の美術工芸や考古遺物を随時約1,000件展示しています。
今回は学芸員がツアーコンダクターとしてガンダーラの仏像彫刻、東アジアの青銅器、中国の彫漆や朝鮮の調度品、そして日本の博物館で唯一常設展示されているエジプトのミイラや、同館を代表する本物そっくりの瑪瑙石榴(めのうざくろ) など、貴重な美術品の数々を解説しながら、顧客の皆様は館内を貸切りで巡回しました。
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内覧会後は、明治8年創業の日本画家で文化勲章受賞作家の横山大観もオーナーだったことがある老舗料亭韻松亭(いんしょうてい)の個室で食事会兼即売会を設けました。室内には本画であれば値段が付けられない横山大観の独特の作風や空気感を写し出した掛け軸の復刻品はじめ、正倉院宝物として名高いガラス器「白瑠璃碗」や唐代の陶磁器「唐三彩馬」の復刻品など、内覧会や画伯に因んだ作品の数々を展示即売しました。
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当社は通信販売業という特性上、日ごろ顧客と顔を合わせることはほぼありません。しかし社員の声でカスタマーサービスの担当者と分かり、お客様のほうから社員に声をかけてくださる一面や、購入された当社の商品をアルバムに収めてこの日のために上京してくださったお客様など、お客様同士の会話にも花が咲き、創業100年を節目とした良い顧客サービスとなりました。また当社社員も直接お客様と対面し話をさせていただく中で、よりニーズが把握できる良いきっかけとなりました。
■今後の展開
東京書芸館は、1918年に「書道」の通信教育事業として創業しました。その後100年の歳月の中で、多彩な教育講座の開講から書道関連品の販売業を経て、伝統や文化を守り伝えることを使命に、現在の美術工芸品の通信販売業へと業態を移行しました。当社が伝えたいものは、日本や世界に存在する美術工芸品の素晴らしさです。人々の生活に潤いを与える絵画や装飾品や、心の拠り所となる仏教美術、また新進気鋭の美術作家など、当社はこれらの作品や作家を伝えていくことが当社の使命と考えております。今後も当社は国内外の優れた美術工芸品を世に伝えてまいります。
【会社概要】
会社名 :株式会社東京書芸館
代表 :代表取締役社長 田中利昭
所在地 :東京都品川区南大井3-28-3
自社サイト :https://www.shogeikan.co.jp
楽天サイト :https://www.rakuten.ne.jp/gold/shogeikan/
創業 :1918年
従業員 :19名
資本金 :26,000万円
事業内容 :絵画、掛け軸、工芸品、仏教美術、趣味商品など美術工芸品の通信販売業