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出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行う『出前総研』は、埼玉にある出前店舗でどのような商品の出数が多いのかを調査し、2018年7月の1店舗あたりの出前館の商品出数TOP10と伸び率TOP10を発表いたします。
1店舗あたりの出前商品出数TOP10(2018年7月 埼玉県)
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000179329&id=bodyimage1】
<考察>
1位、7位にランクインした「カレーの虎」は、ミシュラン星付きフランス料理店で修業したシェフが老舗洋食屋伝統のカレーをプロデュースしたお店です。「肉食系カレー」とうたっている通り、欧風カレーにハンバーグやメンチカツ、フライドチキンなどをトッピングしたボリュームのあるメニューを多く扱っています。1位になった「『王道』大虎カレー弁当」は特製のタレで炒めた豚肉をトッピングしたメニューで、同店の定番メニューです。同店は、カレー1品から出前を行っているため、全体の注文のうち約半数はカレーの1品のみの注文でした。
2位と4位にランクインしたのは、お弁当の出前を行う「日本亭」の唐揚げ単品メニューの「Mから」と「デカから」でした。同店は、「ふたが閉まらないほど大きい唐揚げ弁当」がウリのメニューとなっているため、単品メニューでも唐揚げの人気がうかがえます。
3位は「大阪王将」の「元祖焼き餃子」、5位は「ケンタッキー・フライド・チキン」の「レッドホットチキン」、8位は「バーガーキング」の「チキンナゲット」、10位は「香味厨房」の「自家製焼き餃子」など、トップ10のほとんどを肉系メニューが占める結果となりました。
1店舗あたりの出前注文商品数伸び率TOP10(2018年7月 埼玉県)
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000179329&id=bodyimage2】
<考察>
伸び率の1位は出前専門の中華料理店「まる仁」の「四川風麻婆豆腐」でした。同店は3位と10位にも「麻婆飯」、「四川風麻婆飯」がランクインしました。8月に出前総研が行った調査によると、暑くなると食べたくなる味付けの2位に「辛い」味付けがランクインしており、今年の異常な暑さが「麻婆豆腐」の注文数の伸びに影響した可能性が考えられます。
2位、4位、8位はいずれもインドカレーの定番「バターチキンカレー」がランクインしました。5位~7位は「ナン」がランクインし、トップ10中6商品をインド料理が占めました。前述のアンケートでは、最近注文した出前メニューで「カレー」と回答した人の多くがカレーを選んだ理由に「暑い時期にはスパイスがきいたものが食べたくなる」「スパイスが疲れにききそう」といった意見が見られ、こちらも夏の暑さで注文が伸びたと見られます。
今後も『出前総研』では、最新の出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行って参ります。
※本リリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
※本レポートの商品価格はすべて税込価格です。また、価格は地域によって異なる場合があります。
【調査概要】
埼玉県の2017年7月と2018年7月の商品出数を元に独自の算出方法で集計
【出前総研 概要】
これまでの『出前館』運営により蓄積してきた経験と知見を活かし、自ら情報を発信していくことにより、日本の出前・デリバリーを含めた中食産業、外食産業を中心とした「食」産業の活性化に貢献していくことを目的に開設された機関です。出前・デリバリーを含む中食に関する領域を総合的に調査・研究し、情報発信しております。また、日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』の運営によって得た様々なデータや、その経験を活かしたメニュー開発、プロモーションや配送等の出前・デリバリーに関連するコンサルティング活動も同時に行っております。
(『出前総研』:https://dri.themedia.jp/)
【運営会社:夢の街創造委員会株式会社 概要】
■設立:1999年9月9日
■資本金:11億1,330万円(2016年8月末現在)
■所在地:(大阪本社)〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-6-8 御堂筋ダイワビル8階
(東京本社)〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館11階
■代表者:代表取締役社長 中村 利江
■WEBサイト:http://www.yumenomachi.co.jp/
■主な事業概要:日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』https://demae-can.com/の運営