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世界情勢が激変する今、
人々は原子力とどう向き合うべきか
1938年に核分裂が発見されてから80年。
安全確保が叫ばれている原子力発電所の問題や、
熾烈化する核兵器開発競争、新型ミサイルの開発など
近年、原子力をめぐる世界の情勢は激変している。
核分裂はどのように発見されたのか。
原爆投下以後、世界はなぜ核兵器開発競争に突入したのか。
原子力の未来の展望は――。
数々の疑問に対する正確な情報を伝えるべく、本書では
宇宙創成期に起こったビッグ・バンの時代にまで遡り、
壮大な歴史を紡ぎながら、原子力のあゆみや原子力を取り巻く国内外の状況を徹底分析。また、核分裂が発見されてから、1945年に広島・長崎に原爆が投下されるまでの知られざる7年間についても明らかにする。
原子力との向き合い方を考え、将来にわたり原子力をどう有効利用すべきかを提言した決定版。
■目次
第1章 宇宙創成(ビッグ・バン)の壮大な物語
――そのとき原子核にどうして「強い力」が隠されたか?
第2章 特殊相対論の伝言(E=mc2)
――質量とエネルギーは等価だというサプライズ
第3章 中性子の発見と核分裂の連鎖反応
――原子核の中にある莫大なエネルギーの利用
第4章 原子爆弾製造計画(マンハッタン計画)
――それは科学と政治と軍事の総力戦となった
第5章 広島・長崎への原子爆弾投下
――原子雲のもと2つの都市はどう破壊されたか?
第6章 呪われたプロメテウスの「第三の火」
――それは狂気の核兵器開発競争の始まりだった
第7章 それでも地球は動いている!
――万有引力の法則と熾烈なミサイル開発競争
第8章 原子力潜水艦の限りない進歩と脅威
――その恐ろしい性能と実戦配備そして数々の事故
第9章 日本人の「核アレルギー」を洗脳せよ!
――原発の安全性と経済性だけがなぜ強調されたか
第10章 原発過酷事故の意外な原因
――それは単純なミスを重ねた人災だった!
第11章 パンドラの箱から飛び出した放射能
――放射線災害の少ない熱核融合炉(地上に太陽の火を!)
第12章 放射性物質と放射能そして放射線被曝
――破壊されるDNA、失う細胞機能、訪れる死
第13章 次世代の原子炉に期待する解決策
――使用済み核燃料はまだゴミではない!
■著者略歴
國米欣明(こくまい よしあき)
岡山県津山市出身。広島大学理学部物理学科教養部修了、広島大学医学部医学科卒業。岡山大学医学部付属病院第一外科講師。岡山大学医学部第一外科医局長。岡山大学教育学部養護教員養成所講師兼務。幸町病院院長。幸町記念病院名誉院長。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000179286&id=bodyimage1】
■書籍紹介
書 名 :【決定版】核分裂発見から80年 原子力のあゆみ
<激動の80年を超えて> 地上に太陽の火を
著 者 :國米欣明
定 価 : 2,160円(本体価格2,000円+税)
発行日: 2018年7月17日
判 型: A5判、428頁
発行元:株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
発売元:株式会社幻冬舎
ISBN : 9784344917675
■販売サイト
・Amazon⇒ https://www.amazon.co.jp/dp/4344917677/
・紀伊国屋書店ウェブストア⇒ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344917675
・honto⇒ https://honto.jp/netstore/pd-book_29165708.html