秘密分散技術を活用した独自のセキュリティソリューションを開発・販売する株式会社イノベーション・ファーム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田 徳行、以下「イノベーション・ファーム」)は、軽快な情報ツールであるMicrosoft『Surface Go』を災害発生時の現場情報収集ツールに変える画期的な情報共有ソリューション『Pro-Porter Mobile』を8月中旬より提供開始致します。ゲリラ豪雨による災害は年々大きくなって来ております。7月6日からの西日本各地を襲った豪雨は200名以上の人命を奪い、数千の家屋や施設を飲み込みました。災害対策には情報収集は不可欠な条件であり、災害用統一ネットワーク『00000JAPAN』は有効的な手段として期待されているが、セキュリティの観点から疑問視もされている。『Pro-Porter Mobile』は公衆無線LAN『00000JAPAN』の特性を最大限に活かし、Microsoft Azure経由で、必要な人に安全に的確に情報を伝えることができる画期的な情報共有基盤を実現致します。
【概要】
近年、短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨(いわゆるゲリラ豪雨)が頻発し、大きな被害になっております。今後10~20年は豪雨の発生が多くなると予想されております。7月~9月のゲリラ豪雨は、全国で3,852回発生する予想であり、高気圧の縁にあたる西日本では2017年比・過去4年(2014年~2017年)平均比ともに増加する地域が多い見通しです。7月中旬~8月中旬までに全体の約7割が発生するとみています。高知県では、降りはじめからの降水量が1500ミリを超え、岐阜県や九州北部および九州南部では900ミリ以上に達しました。この大雨により、福岡、佐賀、長崎、広島、岡山、鳥取、兵庫、京都、高知、愛媛、岐阜の11府県に対して大雨特別警報が発表されました。昨年と回数は然程変わってはおりませんが、雨量自体は多くなっており、広い範囲で河川氾濫や土砂災害が発生し、「平成最悪」と言われるほどに各地で甚大な被害となりました。

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【公衆無線LAN(Wi-Fi)は利便性を優先しているが故、セキュリティに課題が!】公衆無線LAN(WiFi)スポット(アクセスポイント)は利便性を優先しているが故、データの安全性に関する配慮がされていない。ホテルなどの施設ではパスワードが固定され、わかり易い場所に表記されている事も多く、仮に毎日定期的にパスワードを変更する運用ができれば、セキュリティ強度は上がると考えられます。しかし、管理や運用コストなどの企業負荷が増える事から一概に対応をすることはできないかもしれない。
災害発生時にはその被害状況を把握し、避難やその後の復旧作業を速やかに行えるよう、迅速かつ正確な情報収集と情報提供が必要となります。まず何が起きているかを把握出来なければ、手の施しようがないからです。情報収集の手立てとして大手通信キャリアが用意した公衆無線LAN『00000JAPAN』の基盤が情報漏えいの危険性があると注意喚起されており、利用を抑制する発言も出ております。

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災害時における公衆無線LANの「00000JAPAN」は誰でも使えるという利便性を確保するため、Wi-Fi通信の暗号化などのセキュリティ対策は行われていない。そのため、攻撃者によって通信の途中で盗聴されたり、偽のアクセスポイントを使った情報奪取などの危険性があると注意喚起されております。緊急時には即時性と利便性が重要視されます。VPN等を利用して通信を暗号化するセキュリティ対策がありますが、災害現場で利用できないケースもあり、即時性と言う観点からは相反する事になります。即時性と安全性と言う相反する仕組みこそが災害現場でもっとも必要なソリューションでは無いでしょうか?自治体の災害現場の作業効率を向上させ、且つ安全性を保証した運用を可能とするソリューションが『Pro-Porter Mobile』になります。

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【データ自体を意味の無い物へ、発想の転換で公衆無線LAN(Wifi)の安全性を確保!】
「00000JAPAN」の様に暗号化が施されていないWi-Fi通信経路であっても流れるデータは無意味なゴミ同然のデータであり、予め信頼関係を結んでいる相手に届いた時点で、ゴミ同然の無意味なデータが実データとして復元されます。仮に通信途中で窃取されたとしても中身を解読する事は絶対に出来ませんので、漏えい等の心配は一切ありません。公衆無線LAN(公共WiFi)の利便性を最大限に活用でき、災害時に情報伝達における大きな課題を解決できる画期的なソリューション、それが『Pro-Porter Mobile』なのです。
如何に安全性が乏しい通信経路でも、流れるデータが意味がなく、開くことができなければ事故は起こりません。通信経路の安全性を確保するのではなく、流すデータ自体を無意味化して価値のない物へ変えてしまうと言う発想の転換で対応すれば、公衆無線Wi-Fiを安全な通信手段として活用することができます。

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【Surface Goを災害現場の情報収集ツールに、Azure経由で情報を安全に確実に共有を実現】
『SurFace Go』で災害現場で撮影された罹災証明等に必要な記録(撮影や音声コメントをも含む)には、個人情報が含まれております。災害時の公衆無線LAN「00000JAPAN」は通信経路が暗号化されておりませんので、災害現場で撮影したデータが窃取されたら一般的には個人情報漏えいになります。
ですが、『Surface Go』によって撮影されたデータは保存された時点で、『Pro-Porter Mobile』によってゴミ同然の無意味なデータに分割変換され、『Azure Blobストレージ』に一時保管されます。公衆無線Wi-Fiを流れるデータもAzureに保管されるデータも全てゴミ同然の意味の無いデータであり、目的地に届いた時点で初めて実体化されます。
温暖化が進み、大雨により降雨量は確実に増加して行く傾向が高いと思います。事故が起こってからではその対応に追われます。河川の決壊に関しても弱いところが破られます。現場の環境を事前に把握することが災害に対して最も必要な行為であり、利用できるインフラを効果的に活用する事で、対応策はより具現化されます。
ITを活用した予防こそが今望まれている事であり、取り組むべき事柄です。撮影されたデータが分割され、Azureに保存された時点で、Surfaceから消されますので、Surfaceを紛失した場合でもデータ漏えいは起こりませんし、一定時間利用しなかった場合、PIN認証でパスワードを要求され、3回間違えるとAzureの情報自体が消去されますので、Azureにアクセスできません。
『Pro-Porter Mobile』は『Surface Go』を『00000JAPAN』の良いところのみを活用し、情報収集を簡単に且つ迅速・効果的にAzureを使って予防策を創り上げる事ができるソリューションアイテムです。

■ 株式会社イノベーション・ファーム:http://www.innov-firm.co.jp/index.html
「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」は、地震や台風、洪水などによる大規模災害が発生した際に、情報収集や安否確認の連絡などを行いやすくするために、無料で開放される公衆無線LANサービスです。
災害時の緊急性と誰でも使えると言う事から、暗号化通信にはなっておりませんので、情報が盗まれる危険性は背中合わせの状態です。通信経路の安全性を確保するのではなく、流れるデータ自体が取られても取り返すに値しない物であれば、心配する必要はありませんし、利便性のみを追求する事はできます。
マイクロソフトから発売された「Surface Go」の軽快な情報ツールに安全性を重ね合わせ、クラウドストレージ経由で誰でも何時でもダウンロードし、現場の状況確認を略リアルタイムで把握でき、しかも利用者の負担を大幅に軽減する画期的なソリューションを提供して参ります。

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情報提供元: Dream News
記事名:「 災害の予防や復旧には、正確な情報を早く入手し、状況を的確に把握する事が重要です。公衆無線LANに流れる情報の安全性を確保。SurfaceGoを情報収集のツールに変える画期的な連携ソリューション誕生!