演技の勉強をしていたら毎日が生きやすくなった!? This is me!ありのままの自分を受け入れる<統合>という考え方
パネラーとして登板いただく心理カウンセラー・吉家重夫先生によると「演劇は心の『統合』にとてもいい」のだそうだ。特にこの日本社会においては、“普通”“平均”が良しとされる文化が根強く、そこから外れないように合わせたり、周りと周りと比べて異なる自分を自己否定したりする人も多いように思う。アナと雪の女王の「ありのままで」や、映画グレイテストショーマンの挿入歌「This is me」が流行するのはそんな背景もあるからではないだろうか。吉家先生は、自分の中で“こんな自分はダメだ”と否定したり、“こんなことを思ってはいけない”と禁じたりすることにより心の中で『分離』が起こると話す。分離してしまった自分を『統合』していくと、自由度が増し、毎日が生きやすくなるのだそうだ。