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2019年10月21日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、Jetson Nanoボードで簡単にセンサーを追加させるVirtualHubおよびライブラリのLinux aarch64サポートを開発を行いました。これにより、システムで必要な各種センサ(加速度&傾斜、ジャイロ、GPS、圧力、温度、CO2、光、IR、電圧、小型モニターなど)本体と開発ができる言語およびサンプルの提供が可能となりました。
Linux aarch64でデバイスを使用するお開発者が増えています。Jetson Nanoボードで実行するためにライブラリの一部を再コンパイルを試してきました。Linux aarch64(arm64とも呼ばれる)で実行される新しいVirtualHubをリリースすることにより、Jetson Nanoボードのサポートを完了します。また、C ++、Java、python、PHP、およびJavascriptライブラリでaarch64のサポートを追加します。
まず、Linuxアーキテクチャaarch64(arm64とも呼ばれます)の下で働くクライアントの90%はNvidia Jetsonボードを使用しています。そこで、開発とテストにJetson Nanoボードを使用することにしました。
すべてのバイナリは、公式のJetPack 4.2イメージでGCCでコンパイルされています。このイメージは、Ubuntu 18.04ディストリビューションから派生しています。したがって、バイナリはLinux aarch64ディストリビューションで動作すします。aarch64イメージを含むRaspberry Pi 3でも正常に実行されることを確認しました。Jetson Nano Developer Kitは多くの接続オプションを提供します
◆ VirtualHub
VirtualHub Linux のアーカイブには、aarch64フォルダーと、このプラットフォームの実行可能ファイルが含まれています。 Linux aarch64でVirtualHubを使用するには、Linux 用VirtualHubをダウンロードして解凍し、aarch64ディレクトリで実行可能ファイルを実行するだけです。
他のLinuxと同様に機能します。デフォルトでは、USBポートにアクセスするにはスーパーユーザー権限が必要ですが、LinuxでYoctopuceデバイスを使用する方法でも実現させましたが、この制限を回避するためにudevルールを追加できます。 起動時に自動的に起動するために、VirtualHubの起動スクリプトをインストールもできます。この手順は、VirtualHubアーカイブにあるREADME.txtファイルに記載されています。
◆ JavaおよびPythonライブラリ
Javaおよびpythonライブラリは、Linux aarch64をネイティブにサポートするようになりました。C ++ライブラリを再コンパイルしてlibyapi-aarch64.soファイルをコピーする必要はなくなりました。libyapi-aarch64.soファイルはすでにzipファイルに含まれているためです。
◆ PHP、Javascriptライブラリ
新しいVirtualHubのおかげで、Linux aarch64の下でPHP、Javascript、およびEcmaScript 2017ライブラリ用のUSBポートを使用できるようになりました。
◆ C ++ライブラリ
C ++ライブラリはすでにLinux aarch64をサポートしていたため、何も変更しませんでした。他のプラットフォームについては、C ++ライブラリにはプリコンパイルされた例は含まれていません。aarch64のすべての例をコンパイルする場合は、ライブラリのルートでbuild.shスクリプトシェルを実行するだけです。
$ ./build.sh
◆ コマンドラインライブラリ
C ++ライブラリと同様に、このライブラリはすでにLinux aarch64をサポートしていたため、何も変更しませんでした。ただし、他の基本ソフト(OS)とは異なり、アーカイブにはさまざまなユーティリティのプリコンパイル済み実行可能ファイルは含まれていません。この決定は、アーカイブが既に非常に大きく、このライブラリの配布方法を変更する予定があるために行いました。
Linux aarch64でこのライブラリを使用する場合は、ライブラリのルートで次のコマンドを実行して、すべての実行可能ファイルをコンパイルする必要があります。
$ ./build.sh aarch64
◆.NET CoreおよびC#
更新:C#ライブラリはLinux aarch64をサポートするようになりました。
ポジティブワンは、Jetson Nanoボードでのプロトタイプ開発で必要なセンサとソフトウエア提供だけではなく、キャリアボード開発、ユースケースにあわせたソフトウエア開発、筐体開発を行うことが可能です。
【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
所在地 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F
URL https://www.positive-one.com/
ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウェアや世界標準ISO等に準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからPC、スマートフォン、サーバーを含んだハードウェアからソフトウェアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301
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