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概要
調査趣旨
◆今回、1年以内に歯や歯ぐき、舌などの口内で口臭以外に気になっていることがあり、自分自身の口内の健康に不安を抱えている30~70代男女620名を対象にオーラルケアに関するアンケート調査を実施した。10,000人の事前調査の結果によると、「女性」の方がより口内への不安を抱えている結果となった。
◆本調査では、気になっているトラブルとして“歯”のトラブルが気になっている人が多い。また、現在オーラルケア食品として「ガム」が最もよく利用されている。なお、オーラルケア食品を利用しようと思ったきっかけは、「手軽にケアできるから」とした人が最も多く、気にいっている点においても「持ち運びしやすい」「どこでも利用できる」「手間がかからない」など、“手軽さ”や“利便性”が上位に挙がっており、これらがオーラルケア食品の強みといえる。
◆その他に、「唾液量の減少」「口の乾燥」「口のネバつき」など“乾燥・唾液”に関する効果については、現在と今後のギャップが大きくなっていることから潜在的なニーズが高いと考えられる。属性別では、「30代女性」の利用意向が高く、同属性はオーラルケアにより“人前で口を大きく開けられることや笑うこと”をうれしく思っているなど、オーラルケアに情緒的ベネフィットを感じている。このことから、機能性ベネフィットと情緒的ベネフィットを併せて訴求することが同属性向けの商品展開に有効である。
◆また、オーラルケア食品のコンセプト評価としては、認知度が低い「森永オーラバリア」「潤いキープタブレット」などの商品コンセプトも「安心感がある」、「最先端である」といった評価を受けていることから、評価されたコンセプトに沿った商品展開を行うことで需要獲得に繋がるとみられる。
◆当レポートでは、オーラルケア食品の利用実態や求めている効果、今後の摂取意向、今後求められる商品像などを男女別、年代別に加えて、普段のオーラルケア別に分析している。
【調査内容】
1. 口内トラブルの実態
2. オーラルケアの実態
3. オーラルケア食品の評価
4. 今後の利用意向
5. これまでのオーラルケアについて
TPCコンシューマーレポートNo.256
「オーラルケア食品の『機能』ニーズ調査」
―口臭対策以外に求めている効果と今後の商品像を分析―
詳細はこちら>>http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr220180362
体裁:A4判カラーコピー製本96頁+CD-ROM版(分析編・集計編・データ編)
発刊日:2018年1月31日
頒価:360,000円(税抜)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
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