【概要】 彫刻家・高田博厚(1900年8月19日~1987年6月17日)のアトリエは、今も当時のまま残されています。ご遺族が希望者に開示していましたが、没後30年を過ぎて閉鎖される運びとなりました。このたび、アトリエの遺品は、ご遺族から東松山市へ寄贈されることになりました。アトリエの閉鎖に伴い、12月2日(土)、ご縁のある方々にお集まりいただき、往時を偲んだお話などを語り合っていただきました。

【日時】 平成29年12月2日(土)午後1時~3時

【場所】 高田博厚アトリエ(神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎地内)

【主催】 埼玉県東松山市・東松山市教育委員会

【お別れ会内容】
 (1)ご遺族の大野慶子さんから寄贈目録の贈呈
 (2)東松山市森田光一市長からお礼のあいさつ
 (3)高橋在也氏(親友高橋元吉氏の曾孫、ピアニスト、千葉大学大学院特任講師)によるピアノ演奏
 (4)歓談「生前の高田氏を偲ぶ思い出話等」

【主な出席者】(敬称略)
 野見山暁治(フランスのアトリエを引き継ぐ、洋画家、文化勲章受章者、東京芸術大学名誉教授、)
 入江観(洋画家、女子美術大名誉教授、美術家連盟理事)
 久保義信(元編集者、武者小路実篤を通じて西落合時代の高田と知り合う)
 熊井淳一(彫刻家、一元会メンバー、芸大講師時代の教え子)
 岡田芳保(書家、詩人、元煥乎堂専務、元群馬県立図書館長、NHK関東甲信越番組審議委員)
 遠藤亮(作曲家、生誕100年記念コンサート実行委員会メンバー)
 増島豊治(洋画家、イタリア在住)
 室町澄子(元NHKアナウンサー、高田作品のモデル、没後30年記念イベント講演)
 高橋純(小樽商科大学名誉教授、没後30年記念イベント講演)
 堀江敏幸(小説家、フランス文学者、早稲田大学教授)

※参考【高田博厚没後30年イベント】
 平成29年6月1日(木)~7月2日(日):高田博厚没後30年展(東松山市高坂図書館)
 平成29年6月17日(土):高田命日、没後30年イベント「思索の灯」開催(YouTubeで公開中)
 平成29年7月1日(土)~9月10日(金):高田博厚没後30年展(安曇野市豊科近代美術館)
 平成29年9月16日(土)~11月5日(日):没後30年記念高田博厚展(福井市美術館)
 平成30年1月予定:没後30年展(鎌倉市)

【問い合わせ】
 埼玉県東松山市教育委員会教育部社会教育課
  電話0493ー21ー1431(直通)
  電話0493ー23ー2221(内線284)








情報提供元: Dream News