ウルサン・韓国 - 2017年11月10日 - SONGWON Industrial Group(http://www.songwon.com)は本日、2017年第3四半期の決算を発表しました。2017年第3四半期の売上総利益は386億2,100万KRWとなり、総売上は前年同期比(2016年第3四半期比)で6.0%増の1,808億3,200万KRWとなりました。SONGWONの2017年第3四半期累計(2017年9月30日までの9ヶ月累計)売上は、5,425億3,900万KRW(2016年第3四半期9ヶ月累計売上は5,327億2,700万KRW)となり、純利益は300億3,600万KRW(2016年第3四半期9ヶ月累計純利益は381億5,000万KRW)となりました。

● 第3四半期の総売上:1,808億3,200万KRW
● 純利益:94億7,300万KRW
● 売上総利益率:21.4%

概ね、事業を展開するすべての地域でSONGWONに対する根強い需要が続き、グループの業績は市場の期待通り推移しました。交渉済みの契約に対して2017年第2四半期に実施した値上げに加え、ユーロ高ドル安、ユーロ高KRW安により、2017年第3四半期の売上に好影響が見られました。酸化防止剤をはじめ、かなりバランスが取れているとみられている現在の市場において、2017年の年初から9ヶ月間SONGWONは市場の期待に沿って堅調に成長しました。

南北アメリカにおいては、ポリマー安定剤をはじめ需要が顕著に伸びているものの、大型ハリケーン「ハービー」の影響を受け、2017年第3四半期の同地域の需要はわずかに落ち込みました。2017年第3四半期、SONGWONの製造工場が高い稼働率で安定した業績をあげたことが、同グループにとって堅実なコストポジションの確保につながりました。一方で当期も依然として世界経済は不安定な情勢が続いており、これに加えて原材料が値上がりしたことが、同グループの決算にマイナス影響をもたらしました。実施した値上げは原材料価格の上昇と、相殺され、2017年第3四半期のEBITA(%)とEBIT(%)は、それぞれ前期比で12.8%減、8.3%減(2017年第2四半期はそれぞれ14.1%増、9.9%増)となりました。

売上に関してSONGWONは、2017年最後の四半期に向け好スタートを予測していますが、毎年年末は顧客が在庫量を調整するため、需要が落ち込むことも予測しています。2017年第4四半期には、現時点で再交渉が行われていない契約に向けさらに値上げを実施することを予定しており、これが2018年の売上増加につながることを期待しています。

また、SONGWONは韓国スウォンにある熱可塑性ポリウレタン(TPU)専門の工場を増築したことで、2017年第3四半期にTPUの年間製造量を7,000から12,000メートルトンに増加しました。これに加え、他にも継続的な開発に取り組んでいる同社は、世界のGDPをわずかに上回るペースで、自社製品の需要が堅調に増加することを見込んでいます。

課題はあるものの、SONGWONは引き続き財務の健全性を保ち、マイナスの影響をもたらす可能性のある状況に警戒し続けつつ、戦略に取り組んでいく所存です。また、自社の主幹事業の安定性を確保しつつ、長期的な成長をさらに支える機会を追及していく予定です。SONGWONは、このアプローチが2018年以降魅力的な利益を生み出すと確信しています。

第3四半期のレポートは、http://www.songwon.com/investors/reports-publications からダウンロードできます。


SONGWON Industrial社について
1965年に設立されたソンウォンは、韓国・蔚山(ウルサン)に本社を構える、添加剤および特殊化学製品の開発、生産、供給におけるリーディングカンパニーです。世界第二位のポリマー安定剤メーカーであるソンウォン・インダストリアル・グループは世界各国にグループ会社を展開し、世界的な事業基盤と容易にアクセス可能な各地域における事業組織の双方を保有するメリットをお客様に提供します。ソンウォンの専門チームは顧客との密接な連携によって、個々の要件を満たすテーラーメイドのソリューションを開発しています。
詳細については、ウェブサイトをご参照ください。http://www.songwon.com

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情報提供元: Dream News