情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2017年6月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
 当ランキングは、全国約4,000店のバイク販売店が、販売プロセスの一環であるオークネットバイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。

<50ccクラス ホンダドリーム50にプレミアム>
 一種スクーターは軟調傾向が続いています。ホンダのジャイロキャノピーワゴン(TA02)は、評価2点 2.6万Kmでも8万円の高価格です。ノーマルで、きちんとした車両が減少しているためです。ホンダドリーム50は相変わらずのプレミアムで評価3点下中中*の9千Kmでも30.4万円まで価格が上昇しています。輸出銘柄のホンダスペイシー100は、評価1点でも5.8万円と相場は堅調です。

<250ccクラス NSR250(ホンダ)に驚きの相場>
 新型車により相場の変動が激しいスポーツバイククラスですが、旧型車でも堅調な価格をキープするケースが目立っています。ホンダPS250は評価2点で16.2万円、ホンダNSR250RプロアームSPは評価4点中中*で87.6万円と驚く相場で、相変わらず高水準での値動きでした。オフロード系でも、カワサキKDX250SRの評価3点中下* 1千Kmは20.1万円と堅調です。

<400ccクラス 全体的に落ち着いた相場感>
 ホンダCB400SFは、落ち着きを見せ始めています。他銘柄の400ccマルチ車も同様に、10万円~20万円台中心と相応の相場で落ち着いています。アメリカンスポーツは、シーズン最盛期にも関わらず例年以上に厳しい相場展開で、店頭での動向が注目されます。スズキのスカイウエイブ400S ABSは評価3点中中*の1.2万Kmで18.6万円と相場を維持しています。全体的には、8月のお盆前まで売買は活発になっていきそうです。

<401ccクラス リッター高年式に高値>
 国産リッタークラスのスポーツバイクへの人気が高い傾向です。特に高年式車は、新車不足が継続していることが影響しています。カワサキZX-10R ABSのH26年、評価4点上中*は走行距離が3,900Kmと少なく115.2万円、ヤマハYZF-R1も100万円越えが続出し、最高は178万円まで値をつけました。しばらくはこの傾向がつづき、2018年モデル発売での変化待ちの状況にあります。また、ホンダCB750Fは、評価0点で12.9万円と堅調な相場でした。

*評価について
「総合・外装・機能」の順番で表記。
 ・総合:10段階評価、(9~0点)
 ・外装:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
 ・機能:5段階評価、(優・上・中・下・劣)

 今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。

※本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由にご利用ください。


■本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット 
総合企画室 土屋貴幸、吉岡祐二、伊藤慶子
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情報提供元: Dream News