情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2017年5月度のオークネットブランドオークションにおける成約点数および成約金額を集計し、ランキングベスト5をまとめました。
 当ランキングは、全国約1,500店のブランド業界会員店様がオークネットブランドオークションを利用し、ご成約頂いた商材について集計したものです。

高額商材は厳しい展開、低~中額商材は安定した取引が継続
 
 活発な取引により毎週1万点前後の出品が継続しています。出品数は、高額商材よりも低額~中額商材へシフトする動きが変わらず継続しています。また落札意欲が非常に強く、相場はこれまでになく安定しています。買い手は国内だけではなく、輸出を含めグローバル化が一段と進行しています。商材によっては国内と輸出の奪い合いになる展開もありました。
 
 時計は、出品点数が大幅に増加し活発な取引が継続しています。昨年11月以来の3,000点を超える出品点数です。先月に比較し成約率と成約平均単価は下げましたが、今月は成約率は約2ポイント、成約平均単価は約1.5万円上昇しました。メーカー別では、ロレックスが連休明けのオークションから堅調な相場を継続していましたが、5月最終オークションでは、成約平均単価は弱含みになっています。
 
 バッグは、海外バイヤーからの活発な取引を継続しています。出品点数は前月の4月と比較すると、約5,000点増えています。成約平均単価は前月比較ではバッグ全体で大きな変化はありませんでしたが、成約率は前月比約4ポイント下降しています。メーカー別では、ルイ・ヴィトン、シャネルは安定した取引が継続されました。
 
 貴金属類の、成約点数トップはダイヤモンドペンダント98万円です。前月4月は、成約金額が50万円を超える商材の成約が無く厳しい結果で終わりましたが、5月に入り高価格帯の商材にも活発な応札が入りました。成約金額が100万円を超える成約商材はありませんでしたが、全体の成約率、成約平均単価はやや上昇傾向にあります。また、引き続き低~中額商材は安定した取引が継続されています。
 
 ルース(裸石)は、高額商材以外は堅調な相場です。高額商材が活発に取引された前月の結果から、大型連休明けの動向が注目されましたが、高額商材はやや厳しい結果となりました。前月4月の開催は90%以上の成約率が続きました。ルース全体の成約平均単価は前月比で約1.1万円上昇しています。

 今後もオークネットは、ブランド品の成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。

<本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由に御利用ください。>


本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット 
総合企画室 土屋貴幸、吉岡祐二、伊藤慶子
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情報提供元: Dream News