子育てに楽しさと新たな価値を提供する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中 穣二郎、以下コズレ)は、全国のパパママに「混雑時のベビーカーの使用」に関するアンケートを実施(期間:2017年2月14日~2月21日、有効回答数:400 質問方法:webアンケート)し、その結果を本日発表しました。

●パパママの約9割が混雑している場所でのベビーカーの使用を問題視

まず、パパママが混雑した場所でのベビーカー使用を問題と感じているか、について調査したところ、「はい」と答えた人が86%、「いいえ」と答えた人が14%と、問題と感じているパパママが圧倒的に多いことがわかりました。

ベビーカーを使用する際に周囲に対する配慮をすること、についての意識の高さがうかがえます。

また、ベビーカーを使用する時に気を付けていることを聞いたところ、以下のような回答がありました。


「やはり混雑したところへ行くときは気が引けます。場所をとってしまうのではないか、人の流れを止めてしまうのではないか、など考えてしまい、荷物が多くないときなどはたたんで抱っこ紐にしたりして気をつけています。
 年明けの初詣でベビーカー禁止という一部の方のモラル違反のニュースを読んでからだと思います。社会がベビーカーにも優しくなってくれること、またベビーカーを使う私たちのモラルも向上される運動など起きたらいいなと思います。」
(YKさん 29歳 埼玉在住のママ)

「ベビーカーで出歩く場合、常に他者を優先し、いつもすみませんと頭を下げながら歩いています。もっと社会全体が、子どもを温かく見守る世の中であってほしいですが、私たち親も他者の思いやりの上にあぐらをかかない。」
(NMさん 36歳 北海道在住のママ)

これらの回答から周囲への配慮の背景には、「初詣のベビーカー自粛要請の騒動」や「一部のマナー違反者が大きくメディアなどに取り上げられる状況」がパパママに対して影響を与えているであろうことが推測できます。

●その一方、約7割が混雑した場所でベビーカーを利用

次に、混雑している場所でベビーカーを利用した経験があるか、について調査をしたところ、約7割が利用した経験があるとの回答がありました。周囲に配慮すべきであるとの意識は持ちつつも、混雑した場所でもベビーカーを使わざるをえなかったパパママが多いことがわかります。

具体的な使用した場所については、スーパー/デパートが一番多く73%、2位は交通機関で46%、3位はテーマパークで35%という結果になりました。

●長い移動時間、多くの荷物、といったやむを得ない事情が使用理由

続いて、なぜ混雑した場所でベビーカーを利用したのか、その理由を聞いたところ、6~7割のパパママが、「移動時間が長いから」「荷物が多いから」と回答しました。

個人差もありますが、生後3カ月時点で赤ちゃんの体重は約5~8kg。当然、成長するにつれ、もっと重くなっていきます。くわえて、赤ちゃんとのおでかけの際は持ち物が多岐に及びます。例えば、紙おむつ、おしりふき、タオル。長時間の外出ともなれば、哺乳瓶なども必要です。

赤ちゃんにくわえてこれだけの荷物を抱えての移動はさすがに大変。長時間の外出が想定される買い物やテーマパークなどで、背に腹は代えられず、混雑はしているけれどベビーカーを使ったことがある、という回答が多かったのは納得です。

●「ベビーカーの使用しやすい社会になってほしい」パパママの思い

ベビーカーを使用するにあたって、「こうなってほしい!」という社会への要望を聞いたところ、以下のような回答がありました。

「電車では子連れが苦手な方もいると思うし事件や事故に発展する危険があると感じるので子連れ専用車両がほしい。」
(SMさん 33歳 神奈川県在住のママ)

「エレベーターのない駅がたまにある。ベビーカーでエスカレーターは上り下りできないので、大変な駅もあった。」
(YKさん 32歳 千葉県在住のママ)

「健常者がエレベーターを使うのは控えてほしい。」
(KMさん 30歳東京都在住のママ)

「ベビーカーの貸出を増やしてほしい。電車は混雑時を避けていても、人身事故等で混雑時に直面してしまうこともある。抱っこひもでは親の体への負担が大きい。周りの理解、思いやり、寛容な国になればこんな質問ないのだろうなと悲しく思う。」
(CUさん 28歳 東京都在住のママ)

「少しの段差でも引っかかるので、歩道などフラットになってほしい。特に田舎。」
(AMさん 33歳 三重県在住のママ)

「ベビーカーを使用して良い場所か悩むことがあります。ウェルカムベビーカーみたいなステッカーで,安心して使用してくださいってお店に貼ってくれたらうれしいです。」
(HIさん 33歳 岡山県在住のママ)

「時と場合によっては必要だからこそ、ベビーカーは普及していると思うし、使ったことがない人には理解されづらい部分もあるとは思う。双方の歩み寄りは大切だと思う。」
(ANさん 26歳 神奈川県在住のママ)

他にも様々な回答をいただきましたが、共通していたのは「社会に子育てのことを知ってほしい」という点でした。パパママも、育児をして初めてその大変さに気づいた、という人がたくさんいます。子育てされている方も、そうでない人も、皆がお互いの事情を知り、考え、行動できるようになれば、ベビーカーの使用をはじめとした摩擦も減っていくのではないでしょうか。

【株式会社コズレについて】
名称:株式会社コズレ/Cozre Inc.  URL:http://www.cozre.co.jp/
所在地:東京都千代田区飯田橋2-1-4 日東九段ビル2F
役員:田中 穣二郎(代表取締役)、松本 大希(取締役)、早川 修平(取締役)
設立:2013年7月1日
ミッション:子育ての喜びをもっと大きく!
事業内容:インターネットメディア事業
子育てナレッジシェアメディア「cozreマガジン」https://feature.cozre.jp/
子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「cozreコミュニティhttps://www.cozre.jp/
子育てナレッジシェアアプリ「コズレ」
受賞歴:東京都中小企業振興公社地域振興ファンド(第10回)支援事業、
経済産業省公募「創業補助金(地域需要創造型等起業・創業促進事業)」認定

<「cozreマガジン」とは>
2014年4月にスタートした子育てに関するナレッジシェアメディアです。自然体で子育てを楽しんでいるごく一般のパパママがナビゲーターとなって、子連れ歓迎のカフェやレストラン、穴場の遊び場やお得に遊びつくす裏ワザ情報等を投稿します。現在登録されているナビゲーターは約900名。0歳から小学生低学年の子どもを持つ20代~40代のパパママを中心に全国で約250万人(月間ユニークユーザー)が利用しています。

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情報提供元: Dream News