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株式会社書泉の運営する芳林堂書店の高田馬場店では、3月1日から4月11日の期間、フェア『金子みすゞのよみがえりは高田馬場からはじまった!』を開催いたします。
教科書でもおなじみの「わたしと小鳥とすずと」や、東日本大震災の時に公共広告で流れた「こだまでしょうか」などの代表作で知られる童謡詩人・金子みすゞの遺稿手帳が、高田馬場にある日本児童文学専門学院(現・日本児童教育専門学校)で講師を務めていた矢崎節夫氏によって発見されたのは、いまから35年前でした。
その後、当時学内にあったJULA出版局より、1984年にはじめて『金子みすゞ全集』が出版され、現在では、日本中でみすゞの作品が知られるようになりました。まさに高田馬場は、みすゞ作品よみがえりの地といえます。
今回、同フェアでは、金子みすゞ作品集及び、関連書籍の販売に加えて、発見された3冊の手帳のレプリカ、限定1,000部で作られた全集、当時の新聞記事などのミニ展示企画も行います。
また、4月8日には、参加無料の「矢崎節夫氏ミニ講演会」も予定しています。児童文学作家、童謡詩人で金子みすゞ記念館館長でもある矢崎氏に「みすゞと高田馬場の思い出」をテーマにお話を頂きます。
フェア開始日である3月1日には、実弟・上山雅輔の日記から読み解いた金子みすゞの生涯を描く「みすゞと雅輔」(新潮社刊)が発売となります。また来る3月10日は、26歳の若さでこの世を去った金子みすゞの命日であり、フェア終了日でもある4月11日は誕生日です。どうぞ芳林堂書店高田馬場店で、金子みすゞの生涯を振り返りながら、そのやさしい作品の世界にふれてください。
<フェア情報>
フェア名称: 「金子みすゞのよみがえりは高田馬場からはじまった!」
開催期間: 3月1日から4月11日まで
開催場所: 芳林堂書店高田馬場店 3F
フェア内容:
・パネル展示(金子みすゞの新聞記事・肖像・詩・年譜)
・資料展示(手帳のレプリカ・予約注文による限定出版だった『金子みすゞ全集』初版本)
・矢崎節夫先生ミニ講演会(開催日:4月8日/入場無料)
※ミニ講演会の開催時間、参加方法などの詳細は、決まり次第、店頭及び「芳林堂書店」ホームページにてお知らせいたします。
フェア詳細:
「芳林堂書店」ホームページ http://www.horindo.co.jp/2017/03/4839/
お問い合わせ:
芳林堂書店 高田馬場店
TEL: 03-3208-0241
営業時間: 平日 10:00~22:30/土曜 10:00~21:30/日祝 10:00~21:00
※フェアの内容につきましては諸般の事情により変更・延期・中止になる場合がございます。ご了承下さい。
【クレジット】
金子みすゞ肖像写真を掲載される際には、必ず下記クレジットの併記をお願いいたします。
写真提供:金子みすゞ著作保存会
【写真】
「手帳のレプリカ」 ※写真右の手帳は、もともと左開きの手帳を、みすゞが作品を縦書きするために逆さにして使用していたものです。
<報道関係の方からのお問合せ先>
書泉プレス窓口 E-mail press@shosen.co.jp TEL 03-3972-0022