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株式会社ビジネス社(東京都新宿区:代表取締役社長 唐津隆)は、2017年2月13日に、『物理学者が解き明かす思考の整理法』を発売いたしました。
物理学者の目で事件、事故の「謎」に迫った『物理学者が解き明かす重大事件の真相』の著者による、書き下ろし第2弾です。前著に引き続き、本書でも批判的思考(クリティカル・シンキング)を使って、世の中のさまざまな事象について、どのように理解し、思考を理科系の視点で整理していけばいいのかを解説しています。なぜ、日本人には哲学がわかないのか?金融工学はお金儲けができる錬金術なのか?
なぜ、私たちは星占いが大好きなのか?日本人は、どうして論理的な文章を書くのが苦手なのか?そういった疑問を解き明かすべく、今回は、「理科系から見た文科系の世界」をテーマに、哲学、経済学、古代史、文章作法について迫ります。著者の専門は原子分子物理と物理化学分子です。専門外の「文科系」の世界に対し、思考を「整理」し、「結論」を導き出すためにはどうすればいいのでしょうか。本書では、さまざまな事象を読み解きながら、その方法論も語られています。
<本書の内容>
第1章 なぜ日本人は哲学がわからないのか ―― 「哲学」とはアリストテレス哲学のことである
第2章 星占いの科学 ――なぜ日本人は星占いが大好きなのか
第3章 歴史の謎を天文学から明らかにする――女王卑弥呼とは誰だったのか?
第4章 金融工学とはどういう学問か ――金融工学のみではお金儲けはできない
第5章 現代物理学は本当に正しいのか? ――副島隆彦氏との対談
第6章 STAP事件の真実 ――なぜ小保方晴子著『あの日』は陰謀論と呼ばれたか?
第7章 AIとは何か ――経験は知恵に勝る
第8章 なぜ日本人は論理的な文章が書けないのか ――論理とはことばとことばの連結である
著者:下條竜夫(げじょう・たつお)
兵庫県立大学理学部准教授。理学博士。専門は原子分子物理、物理化学。1964年、東京生まれ。1988年、早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。1989年、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了。チューリッヒ大学物理化学研究所、分子科学研究所を経て、2003年4月、 兵庫県立姫路工業大学助教授(現在兵庫県立大准教授)に就任。著書に『物理学者が解き明かす重大事件の真相』(ビジネス社、2016年1月刊)。
(著者)下條竜夫
(価格)1,400円+税
〈発売日〉2017年2月13日
〈出版元〉ビジネス社
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《 お問い合わせ先 》
株式会社ビジネス社 広報担当:松矢
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