ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野 弘幸)は、株式会社ドール(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 陽介、以下、ドール)が、営業部門を中心とした実績の推移を正確かつ迅速に把握できるデータ活用基盤として「Dr.Sum EA」および「MotionBoard」を採用したことを本日お知らせします。

商品、エリア、売上げ、予算のデータを権限設定した上で、あらゆる社員に公開することで「すべてがここにあるデータ活用環境」を実現しました。

【ドールについて】

ドールは、バナナ、パイナップルの販売量で世界でも屈指のシェアを誇ります。1965年に日本市場に進出し、多様な消費者のニーズにこたえるため、高糖度の極撰バナナや風味の高いスウィーティオパイナップルを販売。さらには市販用・業務用のフルーツゼリーをはじめとしたフルーツ類やドライフルーツなど新しい商品の展開にも積極的に取り組んでいます。最近では、バナナにメッセージを書いて応援する 「ドール バナナメッセージキャンペーン」を立ち上げ、日本初のバナナ専用ペン「バナペン(R)(BANAPEN)」の提供を開始しています。

【導入の背景】

品質に対して強いこだわりをもつドールが重視しているのが、販売計画の着実な実行です。過剰な在庫を残すことなく、定められた期間内に、しっかり売り切ることが重要視され、販売実績の推移を正確かつ迅速に把握できるデータ提供に注力しています。基幹システムのデータをExcelに読み込み「商品群(カテゴリ)」「商品(アイテム)」「顧客」「エリア」といった項目を組み合わせた部署単位の定型レポートを、週ごと、ピリオド(4週)ごと、年間の3つのタイミングでExcelのマクロ機能を利用したレポート作成と配布をしており、その数は370種類以上に及んでいました。

定例ミーティングにあわせて作成するExcelのマクロ機能を利用したレポート作成の、作業にあたる負荷軽減と現場で作業する社員に対して、よりタイムリーで自由度の高いデータ活用を提供すべくBIツールでを選定。「Dr.Sum EA」を採用しました。

【導入の効果】

ドールでは、営業部門の担当者およびアシスタントを中心に200名近い社員が「Dr.Sum EA」を利用しています。「こんなデータが欲しい」という要望の80%以上は「Dr.Sum EA」で完結されており、画面を見れば自分の業務に直結するデータが網羅されていることがわかるため、BIツールの知識を持たない人でも操作に戸惑うことがありません。また、定例ミーティングにあわせたレポート作成の作業負荷からも解放され、様々な視点に基づいた集計もメニュー選択だけで自由に行える仕組みとなりました。

【今後について】

「Dr.Sum EA」によって基礎を築いてきたデータ活用の社内文化を、さらに発展させていく予定です。将来的には、「Dr.Sum EA」に蓄積された特定顧客の販売データと基幹システムから抽出した債権管理のデータを「MotionBoard」上で突き合わせ、与信管理に応用するといった活用を予定しています。さらには、消費者に直結する量販店の売上情報などを「Dr.Sum EA」や「MotionBoard」に取り込むことで、これまでにない複合的なマーケティング分析を実施し、その結果に裏付けられた特売の提案など、“ 攻め” のアクションを実行していくことを検討しています。


■事例紹介

http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=202




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情報提供元: Dream News