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株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、東証1部 パイプドHDグループ<証券コード3919>、以下「パイプドビッツ」)は、2016 年10月26日より情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」の新バージョン 1.12をリリースいたします。
5年ぶりのメジャーバージョンアップとなる「スパイラル(R)」1.12※は、ビッグ データ時代に求められる高品質なセキュリティ環境を整備したデータ活用しやすい PaaSへと進化します。
※現行バージョンは1.11.13です。
▼ 「スパイラル(R)」1.12について
URL:http://www.smp.ne.jp/update/ver112/
「ビッグデータ時代」の到来とともに、ビッグデータやパーソナルデータの利活用を推進するシステムの提供は増加傾向にあります。そうしたなか2015年9月に改正個人情報保護法が公布され、2016年5月には「情報銀行の検討」が閣議決定された動きからも、より安全なデータ管理とデータ利活用環境が求められています。「スパイラル(R)」はこれまで以上にシステム環境の堅牢性を高め、様々なシステムとシームレスな連携を実現するPaaSに進化し、これらの要望に応えてまいります。
■ 1.12強化ポイント
~システム構成の全面刷新により、高品質なセキュリティとデータ利活用を促進するPaaSへ進化~
新バージョン1.12は、システム構成を全面的に刷新します。OS及びミドルウェアのバージョンアップとサーバのリプレイスを実施し、保守サポート切れによる脆弱性のリスクを低減します。
また、WAF(Web Application Firewall)を導入し、攻撃早期検知と防御強化を図ります。さらに、システム構成の多段化及びシステム内サーバ間の接続防御を強化し、たとえ不正侵入があった場合でも、データ領域までのアクセス経路を困難にすることで、データにアクセスできないようにします。併せて、攻撃者によるシステム操作コマンドの実行を検知してアラートを発する仕組みを新たに導入し、より検知精度を向上させることでシステムの堅牢性を強化します。
最新のOS、ミドルウェアにバージョンアップすることで、新しいミドルウェアの特性を活かしたセキュリティ機能や開発生産性向上のための機能追加を行い、より安全で、より便利な「スパイラル(R)」の提供を推進します。
「スパイラル(R)」はWeb開発者が快適に利用できる開発プラットフォームを目指し、2012年3月にリリースしたバージョン1.11.1で最もHTMLと親和性が高い「PHP」をカスタマイズ言語に採用して以来、Web画面や外部システムとの連携、バッチ処理等のカスタマイズを実現させる機能強化を実施してまいりました。新バージョン1.12以降は、PHPの継続的なバージョンアップを実施し、「スパイラル(R)」のプラットフォーム上で様々な新機能や便利なコーディング書式を利用でき、対応領域の拡張につなげていくことで、「スパイラル(R)」をご利用いただくお客様の利便性向上を図ります。
今後(1.12.1以降)は、送信中のメール暗号化(SMTP over SSL/TLS)の標準対応や2段階認証の実装を予定しており、高品質なセキュリティ環境を維持し、向上させてまいります。
これらOS、ミドルウェアのバージョンアップやサーバリプレイス、PHPの継続的なバージョンアップにより、データ処理やシステム性能の向上が期待で き、「スパイラル(R)」は「マスタデータ」を中心にしたデータ活用から「履歴データ」がより収集、活用しやすいプラットフォームへと進化し、お客様の情 報の利活用を促進してまいります。
今後もパイプドビッツは、より安心して便利にご利用いただくためのサービス改善に努めてまいります。
■ 「スパイラル(R)」とは
「スパイラル(R)」は、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラット フォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォー ムで管理しています。
なお、「スパイラル(R)」はお客様ごとにCO2排出量をお知らせする唯一のASP・PaaS(クラウド)サービスであり、CO2排出量の可視化等の取り組みを通して地球環境保全の啓発にも貢献してまいります。
URL:http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/
■ 報道関係者様お問合せ先
パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/
広報部:久保、宮古
TEL:03-6744-8039 FAX:03-3585-0620
E-mail :pr@pipedohd.com
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