環境緑化事業を手がける日本植生株式会社(本社・岡山県津山市、代表取締役社長・柴田明典)が今年発売した、新しい緑化基礎工のモルタル袋と植生工を組み合わせた植生マット「キョウジンガー」が好調です。5月発売から4カ月で施工した現場が30県に達しました。台風の大型化やゲリラ豪雨の増加が懸念されるなか、災害復旧等に貢献できるよう全都道府県での採用を目指しています。
 この製品に装着されたモルタル袋は、のり面の凹凸に密着したまま固化することで、生育基盤の安定性を向上させています。これまでの植生工では不安のある、風化の進んだ軟岩のり面や急勾配のり面でも安定した緑化を可能としています。
 日本植生株式会社は2年前から全国で試験施工を実施し、その効果を実証してきました。「キョウジンガー」は従来の植生工で培った緑化のノウハウと新開発のモルタル袋との相乗効果により、優れたのり面保護効果が発揮されています。モルタル袋はのり面の侵食や土砂の移動を防ぎ、生育基盤となる小段を形成します。さらにモルタル袋とアンカーピンが一体となり、植物の発芽生育に支障となる凍上・融雪害などを抑える効果があります。メーカー単価は1平方メートル当たり3,100円(税別)です。

【お問い合せフォーム】
http://www.nihon-shokusei.co.jp/form/
日本植生株式会社環境緑化部
岡山県津山市高尾573-1
TEL:0868-28-0460 FAX:0868-28-4850








情報提供元: Dream News