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アプリケーション・パフォーマンス・インフラストラクチャ分野のリーダーであるリバーベッドテクノロジー株式会社(東京都渋谷区、以下、リバーベッド)は本日、企業のエッジのIT管理に関する最新の調査の結果を発表しました。それによると、多くの企業がリモートオフィス/ブランチオフィス(ROBO)でのIT管理にまつわる複数の課題に直面しています。今回、ITプロフェッショナルを対象に、ROBOのプロビジョニングと管理にまつわるさまざまな課題についてアンケートを行いました。その結果、エッジでのITサポートには多くのコストとリソースが必要であり、データが危険にさらされる可能性が非常に高いことが明らかになりました。
数百のROBOロケーションにITが分散しているというケースも見られるなか、エッジでのITのプロビジョニングと管理の実態は20年前からほとんど変わっていません。しかし、このようなアプローチはデータのリスクをもたらすだけでなく、コストがかさむことで運営上の不利益につがなる可能性があります。また、分散化の進む今日の企業では、データとセキュリティが何より重要視されており、ビジネスの成功を望むのであれば過去のアプローチはとても最善策とはいえません。リモートサイトの管理にまつわるさまざまな課題を抱えるなか、組織はエッジのサポートに苦慮しているようです。ROBO管理に関する課題の上位3位は、上から順に以下のとおりとなっています。
(1) ROBOでのディザスタリカバリ(災害復旧)(54%)
(2) ROBO ITの提供にかかるコストの高さ(46%)
(3) ROBOのサポートのための適切なITスタッフの配置(46%)
あらゆる点で、今日のROBOのIT業務は企業の収支に大きな影響を与えています。各ロケーションにITスタッフをオンサイトで配置するのにコストがかさむのに加え、機能停止からの復旧に対応しなければならなったり、新サービスやアプリケーションの数千の拠点へのプロビジョニングに手間取ったりして、企業は甚大な財務損失を被っています。今回の調査では、ROBO管理にまつわる課題の財務的影響の度合いについてもたずねました。以下の%値は、各項目について、財務的影響が「非常に大きい/ある程度大きい」と回答した人の割合を示しています。
(1) ROBOへのインフラストラクチャ、アプリケーション、新サービスのプロビジョニングの遅延(45%)
(2) ROBOの機能停止からの復旧の遅延(44%)
(3) ROBOのバックアップ管理に要する時間(39%)
今回の調査では、リモートオフィスロケーションで生成されるデータをROBOでローカルに保管することを避ける、別の選択肢が求められていることも明らかになりました。リモート施設やブランチオフィスの物理サーバにローカルでデータを保管する場合、盗難、人為的ミス、自然災害といったセキュリティリスクにさらされる可能性が高まります。当然のこととして、リモートデータをデータセンターまたはクラウドに保管することが「ある程度必要だ/絶対に必要だ」との回答が3/4(75%)を占める結果となりました。
リバーベッドのSteelHead、SteelFusion、SteelConnect担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるポール・オファレル(Paul O’Farrell)は次のように述べています。「リバーベッドの最新の調査により、エッジにおけるIT業務の効果的かつ効率的な管理に企業が大いに苦慮していることが明らかになりました。リモートロケーションに企業の業務を移管する動きが続くなか、バックアップや復旧のプロセスを管理し、適切なITスタッフを各ロケーションにオンサイトで配置することはますます困難になっています。リバーベッドのSteelFusionは、ROBO ITの業務とデータをデータセンターとクラウドの両方またはどちらか一方で一元管理できるようにすることで、リモートオフィス/ブランチオフィスのITの定義を根底から覆します。リモートオフィスのアプリケーションのパフォーマンスに悪影響が及ぶことがないため、全体的なコストを削減しつつ、リモートロケーションのIT管理を簡素化することが可能です」
Riverbed(R) SteelFusionTMは、分散型企業に向けて、比類のないシンプルさ、アジリティ(俊敏性)、データセキュリティ、ビジネス継続性を提供します。ベストオブブリードの仮想化、インテリジェントなストレージキャッシング、市場トップクラスのWAN最適化を1つのハイパーコンバージドインフラストラクチャソリューションに統合し、低運用コスト、高セキュリティ、高アジリティという企業のニーズと、効率的な作業を可能にするシンプルで高性能なアプリケーションを望むブランチ従業員のニーズの両方を満たすことで、ソフトウェアデファインド(ソフトウェアで定義される)のエッジを可能にします。SteelFusionは、エッジITならではの課題を念頭に置いて設計された唯一のハイパーコンバージドインフラストラクチャソリューションであり、以下のような特徴を備えています。
-エッジロケーションに物理サーバ、ストレージ、データを置く必要はいっさいありません。
-バックアップやデータ保護、新サービス/サイトのプロビジョニング、中央データセンターへの高速リカバリといった時間のかかるエッジIT業務を1つのソリューションに集約し、高速化します。
- データセンターとクラウドの持つエンタープライズクラスのセキュリティ、サービス、レジリエンシ(耐障害性)の適用範囲をエッジロケーションにまで広げます。距離の影響を受けず、パフォーマンスが犠牲になることもありません。
今回のリバーベッドの調査は、「EMC World 2016」コンファレンス開催期間中に実施されたものであり、その際、さまざまな職務に就く183人の出席者にアンケートに答えてもらいました(平均的な企業規模:従業員数5,000人)。調査結果の全容は以下よりご覧いただけます。(英語)
http://www.riverbed.com/document/fpo/Products/SteelFusion/Riverbed-Remote-OfficeBranch-Office-IT-Survey-steelfusion.pdf
SteelFusionの詳細については、http://www.riverbed.com/jp/products/steelfusion.htmlをご参照ください。
リバーベッドについて
リバーベッドは、10億ドル以上の売上を誇るアプリケーション・パフォーマンス・インフラストラクチャ分野のリーダーとして、ロケーション・インディペンデント・ コンピューティングにおける最も包括的なプラットフォームを提供しています。ロケーション・インディペンデント・コンピューティングは、場所に依存することなく、常に期待されるアプリケーションパフォーマンスの実行、および必要な際のデータ利用を実現し、エンドユーザがパフォーマンスの問題に気付く前に検出・修正します。最適な場所でアプリケーションとデータをホストする柔軟性を、企業のITインフラストラクチャに提供し、場所や距離をビジネスにおける競争上の優位性へと変えます。リバーベッドの2万5,000を超えるお客様には、Fortune 100企業およびForbes Global 100企業の97%が含まれています。リバーベッドの詳細は、http://jp.riverbed.com/ にてご覧ください。
本文中に記載のあるリバーベッドならびにリバーベッド製品およびサービスの名称またはロゴは、Riverbed Technology, Inc.の商標です。その他すべての商標は、所有者である各社に帰属します。
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