~企業情報セキュリティと社外コミュニケーションによる業務効率化の両立を実現~

■提供の背景
近年、取引先や協業先など外部のユーザを社内システムへ招待し、創発的なコミュニケーションを行うことで、業務効率化やイノベーション促進のニーズが急速に高まっています。そうした企業のニーズに応えるため、社員が自由に外部のユーザを招待する仕組みを備えた社内SNS製品が増えています。

しかし、システム管理者の許可無く社員が自由に外部のユーザを呼び込む仕組みは、ほとんどの企業においてセキュリティ面から利用を禁止されているケースも多く、情報漏洩を引き起こすケースや機能自体の利用を禁止され企業が期待するほど外部のユーザとコミュニケーションを取ることが出来ていないというのが実情です。

この度、Beat Communicationは、社内SNSとしては、世界初となる企業のセキュリティポリシーに配慮したうえで、外部のユーザを社内SNSへ招待可能になる「社外コミュニケーション承認機能」を提供開始いたしました。


■今回実装された機能
(1) システム管理者による承認制の外部ユーザ招待機能
外部ユーザを招待する際にシステム管理者が承認することができるようになりました。これまではシステム管理者が外部ユーザの参加を管理することができませんでしたが、この機能により、事前に審査し承認・却下ができるようになりました。

(2) 外部ユーザから社内ユーザへの切り替え機能
プロフィール情報や投稿情報を引き継いだ状態で、外部ユーザから社内ユーザに切り替えることができるようになりました。これまでは外部ユーザとして参加していた内定者や契約社員が社員になった場合は、別アカウントを作成する必要がありました。この機能により同一のアカウントでSNSの全機能が利用できるようになりました。
■活用シーン(1):外部の取引先や協業先、海外拠点とのコミュニケーションに
昨今のように成熟した市場では、短いサイクルでイノベーションを創発していくことが企業に求められます。社内だけの情報共有やコミュニケーションの活性化だけでは市場の変化のスピードに対応することは難しく、外部の力を活用することが重要になります。

管理者による承認機能により、参加者を選定することができるため、外部の取引先のほか、代理店や協業先に利用を広げることができます。代理店の各担当者を一つのコミュニティに集めることで、新商品の情報提供や販売手法の教育を効率的に行うことができます。また代理店担当者が成功事例を投稿することで、即時に他社に事例に展開することもできます。

作成できるコミュニティの数には制限が無く、外部ユーザも複数のコミュニティに所属することが出来るため、プロジェクトごとにコミュニティを立ち上げて活用することも可能です。外部の専門家やコンサルタントをスポットで招待してプロジェクトを進めることができます。メディア関連の企業であれば、取材の企画やテーマごとにコミュニティを作成し、取材先の担当者を招待すれば、コミュニティ内で取材を行うことできます。取材に行くための時間やコストを削減することができ、取材後の記事の確認や補足取材も効率的に行うことが出来ます。

また、人口減少により国内市場におけるビジネス規模の縮小するなかで、多くの日本企業は海外需要を取り込むために海外進出を余儀なくされています。グローバル化に成功するために、現地の人材との密なコミュニケーションが必要になります。「社外コミュニケーション承認機能」は海外の拠点や取引先との情報共有にも活用でき、日本企業の海外進出をサポートします。

■活用シーン(2):企業の紹介採用制度への活用
採用市場が売り手市場となっている今、低コストで人材のミスマッチを防ぐ「紹介採用制度」の人気が高まっています。社員が会社に紹介した友人や知人を選考・採用する手法で、社員を複数のグループに分け、紹介数や採用数を競い合うゲーミフィケーションを取り入れたプロジェクを全社的に展開するなど、社員全員でリクルーティングに取り組み人材確保と組織力向上を目指す企業が増えています。

今回の機能拡張により、こうした「紹介採用制度」に「社外コミュニケーション承認機能」を活用することが可能になりました。専用コミュニティで、社員が会社に紹介したい知人や友人について職歴や紹介文を入力して人事部(システム管理者)に申請します。人事部がその申請を承認すると、紹介された候補者は、外部ユーザ専用のコミュニティのみに参加することができます。また、採用が決まり、入社することになった場合、そのまま社内ユーザへと切り替えることができます。

【今後の展開】
地域企業では、社員の知人や友人が都市部など離れた場所で働いているため、紹介へのハードルは低くはありません。この機能を活用すれば離れた場所でも情報発信や双方向のコミュニケーションができるため、事前に社内の雰囲気を伝えることにより遠い地で働くことに対する不安を取り除くことができます。IターンやUターン就業を促進し、地域間における人材格差の解消にも寄与してまいります。

【Beat Shuffle概要】
社内SNS製品の販売を開始したビートコミュニケーションの製品『Beat Shuffle(ビートシャッフル)』は、組織内のあらゆる情報を管理・共有する仕組みを備え、業務効率化かコミュンケーション活性化を目的として業種業界を問わず利用されています。


【Beat Communicationについて】
2003年に国内で初めてビジネスソーシャルネットワーク実験を行い、2004年に世界で初めてエンタープライズソーシャル・ネットワーク(社内SNS)を発表した業界のパイオニア。さらに2008年には、世界に先駆けて企業のCO2を削減するITシステム「Eco Style」を開発。2011年に、次世代型社内SNS『Beat Shuffle』をリリース。主な顧客には、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、株式会社NTTデータ、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、三井不動産ファシリティーズ株式会社など数多くの大手企業に社内SNSを提供。


【Beat Communication 会社概要】
商号 :株式会社Beat Communication
代表 :代表取締役社長 村井 亮
資本金:34,000,000円
所在地:東京都渋谷区東2-23-12 プレミアムユーゾーンビル5F
事業 :ソーシャルネットワークサービスの構築、販売、
    ソーシャルメディア全般のコンサルティング・企画・開発・運営
URL :http://www.beat.co.jp/
 
 
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名 : 株式会社Beat Communication
担当者名: 三輪 洋介
TEL   : 03-5778-0387
Email  : pr@beat.co.jp







情報提供元: Dream News