【内容】
 江戸時代後期から代々続く伝統的な鵜匠の装束には、頭に被る風折烏帽子や濃紺の漁服、糯藁(もちわら)で編んだ腰蓑などがあり、それらは実用性と情緒的趣きを兼ね備えています。
 本展では、装束の中でも「漁服」を中心に、鵜飼漁に適した様々な工夫や機能美を紹介します。
 具体的には、漆黒の闇に馴染むよう黒や濃紺に染められた「漁服(りょうふく)」、篝火の火の粉や水から鵜匠の体を守る丈夫な素材の「松阪(まつさか)木綿」や「三河木綿」などを通して、作業着としての役割と鵜飼観覧の風情を添える衣装の役割に触れていただきます。

【開催概要】
1.テーマ
第20回特別展示「鵜匠の漁服と木綿」

2.開催日時
平成28年6月10日(金)~7月27日(水) 9:00~19:00(入館締切 18:30)
※開催期間中は休館日なし

3.開催場所
長良川うかいミュージアム 特別展示室(岐阜県岐阜市長良51番地2)

4.特別展示観覧料
大人500円 小人250円(展示室入館料に含む)

5.関連催事
○第3回市民講座「長良川鵜飼の鵜匠装束について」
 日 時:平成28年6月19日(日)13:30~15:00
 場 所:会議室及び特別展示室
 講 師:夫馬 佳代子氏(岐阜大学教育学部教授)
 参加料:無料 ※別途展示室入館料が必要

○なりきり鵜匠体験
 日 時:平成28年6月18日(土)・19日(日)、7月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝)
      ※各日10:00~12:00、13:00~16:00 
 場 所:南出入口イベントスペース
 内 容:装束の試着ほか
 参加料:無料 ※別途展示室入館料が必要

6.問い合わせ
長良川うかいミュージアム(Tel:058-210-1555)




情報提供元: Dream News