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有限会社人事・労務(東京都台東区)は、平成28年5月17日に、農業経営者を対象とした農福連携に関する小冊子『進む!!ダイバーシティ経営!! 農福連携で未来から選ばれるローカル企業に』を発刊しました。
当法人は、農業関係者の経営に関するHP「われらまちの農縁団」を運営し、約1200名の農業関係者からの経営相談等をおこなっています。最近、雇用や組織のコミュニケーションに関する相談を多くもらうことから、課題を解決する手段として、農福連携の推進を掲げています。
農福連携とは、農業経営体が障がい者を雇用したり、福祉施設と連携し障がい者に作業を委託することで、農業界の人手不足の課題を解決する施策です。
本小冊子では、福祉施設の設立から運営、障がい者を雇用した際の注意点など、農業経営の視点から農福連携に関する実践的な情報を記載されています。
URL:http://social-jinji-roumu.com/farming/sasshi_noufuku.html
昨今、福祉分野で農作業を福祉施設の障害者(身体、知的、精神等障害者)の方たちの訓練や職場実習に取り入れようとする動きが活発です。自然の中での農作業を行うことは障害者に精神的な安定をもたらし、農作物という成果が見えやすく、達成感を味わえることからも、最終的には農業分野での就労を目指すといった農業と福祉の取組みが注目されてきています。
また、農業分野でも、適正に応じた仕事を任せることにより、障害者を自社の戦力として活用することで、農業組織単体としては採用困難な現状の打開、地域の視点では耕作放棄地の解決や農業従事者の高齢化問題解決の糸口になるものと期待されています。
農業分野に限らず、少子高齢化や女性の社会進出を背景に、多様で多才な人材をマネジメントする「ダイバーシティ経営」の視点が重要性を増しています。作業の切り分けをしやすい農業の産業において、障害者という人材は適材適所で仕事を振り分けやすく、相性が良いといわれています。また、農地という動かすことのできない資産を抱える農業経営者にとっては、地域に貢献することは経営において必須の条件です。「農福連携」に取り組むことは、これからの農業経営において、新しい価値を創り出す有効な手段となります。
このプレスリリースに関するお問い合わせは下記まで
有限会社人事・労務
小商い・農業担当 矢尾板・瀬戸山
【TEL】03-5827-8217【FAX】03-5827-8216
【住所】 〒111-0036東京都台東区松が谷3-1-12 松が谷センター5F
【メール】info@jinji-roumu.com
【HP】われらまちの農縁団 http://social-jinji-roumu.com/farming/index.html
【HP】有限会社人事・労務 http://www.jinji-roumu.com/