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株式会社ビジネス社(東京都新宿区:代表取締役社長 唐津隆)は、2016年4月22日に『数学嫌いの人のための すべてを可能にする数学脳のつくり方』を発売いたしました。
本書はご存じドクター苫米地が初めて手掛けた数学本です。数学嫌いの文系人間のために、その原理から応用に至るまで、苫米地流超わかりやすい説明を加えました。苫米地流によると、証明に用いる道具が数学で、正しさにたどりつくのが数学的思考です。そして数学的思考に欠かせないのが「ひらめき」です。一般的な感覚としては、数学者は数学上の未解決問題にずっと取り組んでいる人といったイメージを持ってしまいがちです。実は、数学の世界というのはとてつもなく広くて、現時点でも未知の命題が無数にあるのです。そして数学者という人はその問題を提示できる人なのです。
本書では、著者は数学とは問題を解決することでなく問題を見つけることだということを明らかにして、その能力を身につけると、人生をいかにエクセレントにできるか、ということを示してくれています。
いわゆる数学として考える論理ですが、数学における論理はすべて辻褄合わせなのです。数学も同じように、法則に対する「ひらめき」があって、その後、証明するために「数式」というツールを使うのです。その最たる人物がフランスの数学者ピエール・ド・フェルマーです。彼が残した有名なフェルマーの定理は、「私は驚くべき証明を見つけたが、それを書くには余白が狭すぎる」と書いておわっています。数学者にとっては、ひらめくことのほうを大切にし、どちらかといえば証明をなおざりするということの証明でしょう。
ですから、本当の意味で数学的思考というのであれば、ひらめきを大切する思考法のことをいいます。本書は学校で習った数式とのにらめっこではなく、数学的思考がどのようなものか、そこに含まれる〔ひらめき〕の要素を説明、実践していただき、エクセレントな体験をしていただく1冊です。また巻末附録として秘蔵の博士論文を初公開しています。
【本書の構成】
第1章 数学的思考とはなにか?
第2章 数学とはなにか?
第3章 幸福を数量化する経済学と数学
第4章 数学的思考と人工知能
第5章 プリンシプル(原理原則)とエレガントな解
著者:苫米地英人(とまべち・ひでと)
1959年、東京都生まれ。認知科学者(脳機能科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D)、同Cylab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボCEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、苫米地国際食糧支援機構代表理事、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、公益社団法人自由法同協会会長。
マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所に入社。2年間の勤務を経て、フルブライト留学としてイェール大学大学院に留学、人口知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学の世界最高峰として知られるカーネギーメロン大学大学院哲学科計算言語学研究科に転入。全米で4人目、日本人としては初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、ジャストシステム基礎研究所・ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院NMRセンター合同プロジェクト日本側代表研究者として、日本初の脳機能研究プロジェクトを立ち上げる。通産省情報処理振興審議会専門委員なども歴任。現在は自己啓発の世界的権威、故ルー・タイス氏の顧問メンバーとして、米国認知科学の研究成果を盛り込んだ能力開発プログラム「PX2」「TPIE」などを日本向けにアレンジ。日本における総責任者として普及に努めている。著書に『もうこれ以上、人間関係で悩まない極意――今こそ、「縁起人」として生きろ。』(TAC出版)、『あなたの収入が必ず増える!!即断即決「脳」のつくり方』(ゴマブックス)、 『TPPに隠された本当の恐怖――ついに明らかになった危険すぎるシナリオ』(サイゾー)、など多数。TOKYO MXで放送中の「バラいろダンディ」(21時~)で木曜レギュラーコメンテーターを務める。
(著者)苫米地英人
(価格)1,500円+税
〈発売日〉2016年4月22日
〈出版元〉ビジネス社
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