EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーであるOpenTextグループ(本社:加オンタリオ州ウォータールー)のGXS株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:早川典之、以下OpenText GXS)は本日、ブラジルでのコカ・コーラ製品の独占販売代理店であるコカ・コーラ・リフレスコス・バンデランテス社が、自社のデジタル・サプライチェーンの管理において、OpenText GXSのソリューションを採用したことを発表しました。リフレスコス・バンデランテス社は、「OpenText B2B Managed Services」を活用することで、クラウドベースのB2B統合ネットワークである「OpenText Trading Grid」を通じて、容易に小売業者との連携を実現し、サプライチェーンの可視性を高め、ビジネスネットワークを拡大しています。


コカ・コーラ・リフレスコス・バンデランテス社は、ブラジル・ゴイアニアに本社を置くGrupo José Alves社の傘下企業であり、コカ・コーラ製品のブラジルでの独占的な生産・流通・販売と、ハイネケンをはじめ、紅茶、エナジードリング、スポーツドリンク、チョコレートミルクなどの飲料ブランド製品の小売事業を行っています。リフレスコス・バンデランテス社は、世界中の小売業者とのコミュニケーションの問題に直面しており、既存のレガシー・システムからより信頼性の高いB2B統合ソリューションへと移行する必要がありました。そこで、サプライチェーン・プロセスを向上させて、統合の課題を解決するため、OpenText B2B Managed Servicesを採用しました。


リフレスコス・バンデランテス社のITプロダクション・マネージャーであるOdiberto da Silva氏は、次のように述べています。「旧型のレガシー・システムの場合、買掛金部門全体で使用されるファイルは、全体的な可視性を欠いていました。OpenText GXSとのこれまでのパートナーシップを活用することで、当社は小売業者とのコミュニケーションを向上させ、グローバルでより信頼性の高いB2B統合を実現できました」


OpenText B2B Managed Service導入の成功により、リフレスコス・バンデランテス社は現在、グローバル・プラットフォーム上で業務を行っています。このEDIベースのソリューションを使用することで、流通業者とのデータ交換をより効果的に管理し、注文・販売の構造を体系化することで、プロセスのスピードを向上させ、より競争力の高い社内システムを構築できます。


リフレスコス・バンデランテス社は現在、無効な請求書を受け取ることもなくなり、プロセスはOpenText GXSのソリューションで完全に一元管理されています。重要なビジネスルールは適切に管理され、小売業者から受け取った注文書をすべて確認することで、注文書と請求書のデータの誤りを回避できます。小売業者から受け取ったデータに相違がある場合は、その理由を説明した電子メールが送られてくるため、エラーについての詳細な説明を得ることも可能です。OpenText Trading Gridを使用することで、すべてのサプライチェーン・トランザクションについて完全な可視性が得られ、リアルタイムのレポートが生成されるとともに、世界中で使用される管理/コラボレーション・ツールのTeam Book内で、発注・注文変更プロセスが集中管理されます。


前述のda Silva氏は、次のように述べています。「OpenText B2B Managed Serviceの導入により、EDIソフトウェアを社内管理する必要がなくなりました。本ソリューションにより、B2Bオペレーションを自動化・合理化することで、お客様との電子的なコミュニケーションに関するこれまでの問題を解消できました」


リフレスコス・バンデランテス社の期待に沿った形で実装を行うため、OpenText GXSのチームは、移行の主な理由とプロジェクトの参加者を個別に確認しました。こうしたシナジー効果により、OpenText GXSは、社内プロセスを補完し、修正作業を回避し、ビジネスの可視性を高める上で必要なサービスを提供することができました。


da Silva氏は、また、次のように述べています。「OpenText GXSは、社内外のトランザクション状況の分離で、基本的な役割を果たしてくれました。これがなかった頃は、サプライヤの介入を常に待つ必要があり、手続きの完了が困難でした。OpenText GXSは、営業チームと企業の業績を監視する必要性にも応えており、非常に短期間で結果を確認できます。この機能には大きな可能性があると考えています。今回のプロジェクト成功により、当社とOpenText GXSとの関係は強まるばかりでした」


リフレスコス・バンデランテス社は、OpenText GXSとの新たな可能性を探り、最新のマーケット・トレンドに適応しつつ、その一歩先を進み続けるため、パートナーシップの継続を希望しています。


OpenText Managed Servicesは、クラウドベースの強力なB2B統合ネットワークのOpenTextTM Trading GridTMを活用しており、企業とビジネスパートナーとの迅速、安全、効率的な連携を実現しています。OpenText Trading Gridは拡張性にも優れており、多国籍のB2Bエコシステム全体を対象としたデジタルビジネスの管理にも、特定のプロジェクト、地域、取引パートナーの小規模なサブセットの処理にも対応します。OpenText Cloudの構成要素であるOpenText Trading Gridを使用することで、企業はEDI、XML、FAX、電子メールを使用したドキュメントの交換が可能となり、調達から支払いまでのビジネスプロセスを自動化できます。OpenText Cloudは、世界6万4,000社以上の顧客企業を対象に、年間180億件以上のトランザクションを処理しています。


OpenText Cloudは、オープンテキストのエンタープライズ情報管理(EIM)戦略の構成要素であり、企業は新たな情報を発見・管理することで、成長とイノベーションを促すことができ、競争優位性をより短期間で得ることができます。オープンテキストのEIM戦略は、Content Suite、Process Suite、Experience Suite、Discovery Suite、Information Exchange、Analyticsの包括的な統合製品スイートで構成されます。

OpenText GXSについて
OpenText Corporation(NASDAQ:OTEX、TSX:OTC)の100%子会社であるOpenText GXSは、世界最大の統合クラウド、OpenText Trading Gridを運用する、B2Bデータ連携・統合サービスのリーディングプロバイダーです。新たにOpenTextグループの一員となり、OpenText Information Exchange Suiteの一翼として、取引をスピードアップする製品の包括的な統合スイートを提供します。このスイートは、セキュアなメール、大規模なファイル転送、ファックス、EDI、通知などのメッセージングおよびB2Bデータ連携・統合サービスのすべてを1つのプラットフォームに統合し、多対多の取引を実現します。クラウド、オンプレミスのいずれにおいても、Information Exchange Suiteを使用することで、企業は情報のデリバリを迅速化・制御し、機密性や複雑性の高いコミュニケーションのセキュリティと信頼性を強化できます。詳しくは、http://www.opentext.comをご覧ください。Twitter(http://twitter.com/opentext)、LinkedIn(http://www.linkedin.com/company/opentext)でもさまざまな情報(英語のみ)を提供しています。

また、日本国内においては、OpenTextグループでECMおよびBPM製品を中心に、EIMソリューションの販売やサービスを提供しているオープンテキスト株式会社、EIMの重要な要素の1つであるクラウドサービスの分野において、クラウド型メッセージングサービスを提供するEasyLink社(日本法人:エクスパダイト株式会社)、B2Bデータ連携(EDI)サービスを提供しているGXS株式会社、およびエンベデッドアナリティクスを提供するOpenText Actuate事業が、各事業間の相乗効果を高めながら、日本のお客様に価値あるソリューションを提供しています。


*日本においては、GXS株式会社がOpenText Managed Servicesを提供しています。

【ご参考】 エクスパダイト株式会社 http://easylink-marketing.jp

【ご参考】 オープンテキスト株式会社  http://www.opentext.co.jp

本件に関する報道関係のお問合せ先
オープンテキスト株式会社 マーケティング部 柳沢

TEL: 03-4560-7705

Email: otj-pr@opentext.com


OpenTextグループ広報代理

ホフマン ジャパン株式会社 タレイ・高科・田中

TEL: 03-5159-5750

Email:OpenTextJP@hoffman.com


情報提供元: Dream News