株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、11月25日に福島県会津若松市河東町にある大熊町立大野小学校・熊町小学校で、小学4年生と6年生の合計27名を対象に、NRI社員が講師になって行うオリジナルの教育プログラム「コンサルタントの仕事を体験~考える力を身につけよう!」を実施しました。

講師は、NRIの第一線で働くコンサルタント5名です。「コンサルタント」の仕事について話した後、「友達を増やそう」「ケーキを公平に分けてみよう」など児童に身近なテーマに沿って、児童たちが「考える・議論する・答えを導く」ことを論理的な思考に基づいて体験できる教育プログラムを実施しました。

NRIはこれまでも、東日本大震災からの復興支援に関するさまざまな取り組みをCSR(企業の社会的責任)活動として行っていますが、本体験授業もその一環として行ったものです。今年4月には、業務で不要となった書籍を売却し、その代金で大熊町教育委員会に「電子黒板」2台を寄贈し、大野小学校・熊町小学校で活用されています。
NRIは今後も被災地を含む日本全体の活性化に向けて、引き続き支援をしてまいります。

【ニュースリリースに関するお問い合わせ】

株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 清水、安居 

TEL:03-6270-8100 E-mail:kouhou@nri.co.jp

【ご参考】
● 授業を受けた生徒と教諭の感想(一部)
「考えることが大切ということがわかった」(4年生)
「コンサルタントという仕事の説明が楽しかった」(4年生)
「コンサルタントの仕事は大変だと思った」(6年生)

「決まった一つの答えだけではなく、いろいろな答えがあることを生徒に参考にしてほしい」(教諭)
「普段より、多くは発言している様子でした」(教諭)

● 大熊町について
大熊町は、2011年3月11日に発生した東日本大震災およびそれに伴う原子力発電所事故に伴う災害のため、全町民が町外で避難生活を続けています。前述の2校(大野小学校・熊町小学校)は、現在会津若松市河東町に移転し、廃校となった小学校に併存し、同市内に避難している両校の児童に授業を行っています。
大熊町公式サイト:http://www.town.okuma.fukushima.jp/

● 体験授業の概要
タイトル :「コンサルティングの仕事を体験 ~考える力を身につけよう!」
概要 :日常生活にも役立つ“考える力”について、経営コンサルタントが事例を挙げながら体験型の授業を実施するものです。
実施日時 :2015年11月25日
・9時20分~10時5分(小学6年生19名)
・10時25分~11時10分(小学4年生8名)
会場 :大熊町立大野小学校・熊町小学校(場所は会津若松市)

● 震災復興に向けたNRIグループの取り組みについて
東日本大震災で被害を受けた地域の復興に当たっては、単なる「復旧」ではなく、今後生じるさまざまな課題に対応し先進的な地域づくりに向けた「再構築」が求められているとNRIでは考えています。今後も、現地の実態をしっかりと踏まえたうえで、NRIが保有するノウハウや資源を提供することにより、東北や全国の発展に資する復興支援に取り組んでいく所存です。NRIのこれまでの取り組みについては、下記をご参照ください。
http://www.nri.com/jp/act311/index.html





情報提供元: Dream News