公益財団法人パブリックリソース財団 (内閣府認定、所在地:東京都中央区、代表理事・理事長:久住 剛) はこの度、女性たちが未来をつくる女性基金「あい基金」を創設し、2015年11月より本格的に寄付受付を開始しました。
あい基金は、企業、行政、大学、NPOなど多様な立場で働く女性や、企業が立場を越えて協力する、日本初の、女性のための基金です。豊かになったはずの日本に立ちはだかる女性の貧困問題は、非正規雇用やシングルマザー、親の介護などに起因し、負の連鎖が次の世代に及ぶことで将来の経済不安に繋がる深刻な社会リスクをはらんでいます。あい基金は、寄せられた寄付をもとに、女性の経済的自立の実現に取り組むNPOや社会的企業を資金提供や経営ノウハウ支援などを通じ支援していきます。
基金のミッション:
あい基金は、女性と全ての人の人権が尊重され、平等に機会をもち、その能力が十分発揮される社会をめざし、女性をはじめとする多様な市民、企業から資源を調達し、女性が中心となって進める様々な活動を支援します。女性を含むすべてのマイノリティの人たちの経済的な自立を実現するなど様々な課題の解決に取り組みます。

あい基金の仕組み:
あい基金はパブリックリソース財団内に設置し、個人や法人から指定寄付金として受け入れ、女性に関する課題解決に取り組むNPOや社会起業家などを助成します。助成事業は公募によって募集し、外部有識者によって構成される審査委員会が支援先を選定します。

あい基金の助成方針:
あい基金は、女性をめぐる社会のさまざまな課題の根本にあるものとして、女性の経済的な自立の実現に着目し、支援先として、女性が育児や介護、障がいなどさまざまな事情を抱えながら働き続けることができる就業の場づくりに焦点を当てます。
初年度(2016年度)は、東日本大震災被災地における女性の就業の場づくりを支援します。地域に利益をもたらす経済循環を創出する事業活動、地域に存在する資源や多様なネットワークを十分に活かし、可能性を拡げて行く事業活動や、ITの活用やグローバルな交流など新たな視点を持った取り組みに助成を行なう予定です。

あい基金の事業計画:
創設初年度は、2016年3月までに450万円の寄付を調達し、2016年度において300万円の助成プログラムの実施を予定します。5年度目の2019年度で、個人寄付500万円、法人寄付1000万円を毎年安定的に確保し、年間助成額1200万円(国内女性分野の民間助成金制度として最大規模)の基金となることを目標とします。また、実績を積むことにより、成熟世代の寄付や遺贈の受け皿となることを目指します。

寄付の方法:
寄付金は、銀行振り込みおよび、オンライン寄付、かざして募金(12月からサービス加入)から受け入れます。主な寄付者として女性経営者、プロフェッショナル、女性企業幹部、女性を主な顧客とする企業およびその消費者、遺贈に関心のある成熟世代の女性を想定しています。今後寄付イベントや、企業タイアップによる寄付つき商品の開発、遺贈説明会など、様々な寄付の機会を提供していきます。基金(パブリックリソース財団)への寄付は税制優遇の対象となります。

あい基金のブランディング:
同じ方向を見る複数の女性の横顔は、女性同士が希望に向かって助け合う姿を表し、伸びゆく若葉は明るい未来を象徴しています。オレンジ色は熱い情熱や力強さを表現しています。あい基金のブランディングの開発は株式会社コトヴィアによる特別支援によるものです。

あい基金の概要:
パブリックリソース財団の ウェブサイト http://www.public.or.jp/PRF/fund/fund_09/ をご覧ください。

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公益財団法人パブリックリソース財団について:
個人や企業の資金を社会的事業への投資につなぐ 寄付推進の専門組織。NPOなどのコンサルティング、企業の社会貢献支援事業のほか、日本で最初にクレジットカードでの寄付を実現したオンライン寄付サイト「Give One(ギブワン)」を運営しています。


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情報提供元: Dream News