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一般社団法人イノプレックスでは「台湾・植物工場の市場規模と参入事例調査 2015」を2015年10月5日に発行いたしました。
完全人工光型植物工場の稼働施設数では世界で2番目に多いとされる台湾市場。大きな市場拡大が見込まれる中国市場に対しても、言語や文化・商習慣の壁がない台湾企業が進出拡大を進めております。
本調査では『人工光型』のみを対象とした市場規模・施設数の現状と今後の予測、代表的な参入事例(合計24社)、各社における植物工場野菜の商品分析・価格調査を実施しております。
詳細サイト: http://innoplex.org/archives/29230
【調査結果概要】台湾では植物工場ブーム・国内に60ヶ所以上の施設が稼働
世界のLEDメーカーが集中する台湾。液晶TVにおけるLEDバックライト、一般照明用途に続き、台湾のLEDメーカーは今後の成長分野として完全人工光型植物工場に期待を寄せている。
台湾国内の人工光型・植物工場稼働数は約60ヶ所となっており、植物育成用ライトなど関連部品も含めると植物工場メーカーは100社以上が進出している。
植物工場設備プラント市場は2015年で29.4億円、2025年で100億円にまで拡大
台湾では植物工場設備プラント市場(累計)が2015年で29.4億円となり、2025年で100億円にまで拡大すると予測される。台湾では、日本のよう に補助金による建設事例がないことから今後も大型施設の稼働は数件にとどまり、2025年においても1日1万株以上の植物工場は5件にも満たないと予想さ れる。
植物工場野菜の産出額は2015年で15億円、2025年で64.4億円にまで拡大
2015年における産出額が15億円、2020年が39.7億円、2025年が64.4億円となっている。
現場で求められる実践的な栽培ノウハウが不足
~日本企業にもビジネスチャンス。台湾と連携しながら中国進出へ~
各企業の稼働施設へのヒアリング調査によって、量産化や機能性向上技術など「現場で求められる実践的な栽培ノウハウが不足している」ことが明らかになった。
ただし、台湾の強みであるLED技術の他、棚や照明設備が簡易的であることから、商業生産を目的とした量産型施設においても、日本より20~30%減の投資額にて建設されるケースも多く、潜在的なポテンシャルは高いと考えられる。
よっ て、日本が保有する「現場レベルで求められる運営・コスト削減ノウハウ」に台湾のハード面(設備)が融合することで、より優れた栽培システムを世界中に展 開することもできる。特に、日本企業が中国市場に進出する際には、台湾企業とタッグを組み、事業展開を行うことも選択肢の一つとして考えるべきだろう。
【調査報告書】
定価: 60,000 円(税込)/ A4 85ページ ( PDFデータ )
※ 関連データ付(Excelデータ:市場規模+野菜価格情報 & 主要各社の写真データ)
詳細サイト: http://innoplex.org/archives/29230
商品購入サイト: http://innoplex.org/taiwan-plantfactory-market2015
【お問い合わせ】
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